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2006年9月30日 (土)

今さらですが成分分析

今さらですが、ふと、成分分析をやってみました。

GIMAの解析結果

GIMAの55%は優雅さで出来ています
GIMAの35%は成功の鍵で出来ています
GIMAの5%は理論で出来ています
GIMAの4%は言葉で出来ています
GIMAの1%はお菓子で出来ています

本名でもやってみた。

****の解析結果

****の75%は覚悟で出来ています
****の16%は祝福で出来ています
****の8%はマイナスイオンで出来ています
****の1%は濃硫酸で出来ています

……わけわからん。

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2006年9月29日 (金)

「超」-1作品集入手

本日、本屋の開店を待って、
「超」怖い話 超-1 怪コレクション
を入手いたしました。
後ほど、なめるように読ませていただくとして、まずは「超」怖い話ページを更新して、本書の紹介をします。
帯の惹句は、相変わらず、すばらしい。
今回は特別に、私の方でも独自に惹句を付けさせていただきます。

「超」-1に参加された皆様、おめでとう。
そして、ありがとう。

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2006年9月28日 (木)

超能力描写

黒神由貴シリーズも含めて「ささいな恐怖」はSFではないので、ストレートな超能力描写は書いていません。
少なくとも念力だのテレパシーだのってのは出していないと思います。
ただ、黒神由貴シリーズでは主人公たちになんらかの能力があるという設定ですので、なにがしかの描写は必要になってきます。
とりあえず、これだけは絶対やるまいと決めているのは、全身が発光したり、手からビームを出したり、そんなの。
映画やアニメなどではビジュアルに訴える必要があるので、どうしてもこうなってしまうのかもしれません。でも、安っぽくなってしまいがちなんですよね。
今後も、なんらかの手段で悪霊を退治する場面が出てきますので、さてどうしたものかなあと、ただいま考え中。(笑

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ガスとビニール(8)

話の流れはスタンダード。
ほぼ時系列順に描かれている。
これまでの話と違うのは、語り手を含めて降霊会に参加したメンバーの行動を、かなり悪く表現している点。
飽きた。
疲れた。
あげくの果てに、キレて暴言を浴びせる。
読者をして、「おいおい、どうなっても知らねーぞ」と思わせるに十分なDQNっぷり。
最近の「超」怖い話ではちょくちょく見かける「罰当たり系」に近くなっているが、この系統の話の場合、読者は「身から出た錆」と思うことが多いので、恐怖というよりも、むしろ語り手たちの災厄によって「溜飲が下がる」のではないか。
そう考えると、この話ではそんなに強く語り手たちのDQNっぷりを描かなくてもいいのではないかと。
ちょっとしたいたずら心が、とんでもない事態を引き起こしてしまった、という方が、事態の深刻度は増すように思う。

この話も「ビニール」としか書かれていない。

>ビニールの大きさは一メートル四方。

ここまで書くなら、「ビニール袋」なのか「ビニールシート」なのかぐらい書いてもよさそうなもんだけど。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060928034226

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ガスとビニール(7)

まず語り手の周囲で事故が連続していることを提示。
続いて、以前語り手たちが行った「あること」の説明。
ここで、読者は「ははーん」と、事故の原因を察する。
そしてもう一度事故の説明。今度は詳細に。
ここで、事故と降霊が無関係ではないとだめ押しされる。
とどめは、ラストのガス栓。これは、どの話も変更されていないようで。

まず災厄が起こっていることを提示するのは、「なぜこうなった?」という興味を引き出す手法としては、十分ありだと思う。
ただ、逆に言えば最初に「報いとして何が起こるのか」ということがわかっているため、災厄がどこまでエスカレートするのかという怖さはなくなる。
この作品の場合は、事故の連鎖の恐怖よりも、事故を引き起こしている霊の怨念の強さに重点を置いている。ずしんと来る怖さという点では、こちらの方が上かと思う。

自主トレの場合、発表順=執筆順ではないので、ここで細かいことを指摘しても詮ないのだけど、事故描写部分では、やはり「ビニール」と言うだけでは不親切だと思うなあ。説明不足のそしりは免れないと思う。
「読んでれば、だいたい察しは付くだろ」と考えているわけではないだろうけど。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060925083359

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2006年9月25日 (月)

那智勝浦に行ってきます

明日から、和歌山県の那智勝浦に行ってきます。
JRで白浜まで行って、そこからレンタカーで。
まず、白浜の観光地「三段壁」によります。
ここは自殺で有名なところ。

那智勝浦では、補陀洛山寺というお寺に、補陀洛渡海(ふだらくとかい)の取材に。
東北の、山形とかあっちの方でしたか、「即身成仏」というのを聞いたことはありませんか?
補陀洛渡海は、あれの近畿版と思っているのですが。
小さな船に乗り、沖へ流されてゆくのです。
言うまでもなく、死は確実です。
イメージとしては……アニメ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」で、老狸が術を使えない狸を引き連れて、船で旅立っていくでしょう?
あれのひとり版と思えばいいかと。映画の中でも、「死出の旅」とナレーションが入ってましたね。

これは、「常世の誘い ~ビギニング神代~」のための取材です。
書くのはいつになるやら。(笑

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2006年9月24日 (日)

意味ありげな地名

日本の各地には、奇妙な地名や何やらおどろおどろしい地名がけっこうあります。
たとえば宮崎県にある「血捨ノ木(ちしゃのき)」や、長野県の「鬼無里(きなさ)」など。

後者の「鬼無里」は、昔悪い鬼がいたけれど、退治されていなくなったので、鬼無き里、という地名になったとか。
しかし。
本当に鬼がいなくなったのだろうか?
実は逆で、地域の住民は、すべて「鬼」の末裔ではないのか?
などと妄想を広げるのは、なかなか楽しいひとときです。
ただ、実際の土地をベースにしてホラーを書く場合、当然のことながら気を使います。
そこにお住まいの方が読んで気を悪くするような話は書けません。
むずかしいところです。

でも、鬼無里という地名は、なかなか魅力的なんだよなー。あのあたりは神話的にも面白い素材が多くて。

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2006年9月23日 (土)

猫殺し作家擁護派の魯鈍(ろどん)さ

内輪をかばうためか、直木賞センセへの遠慮か、どういうわけか坂東眞砂子を擁護する作家や知識人がけっこういる。
意見は人さまざま。擁護するのは自由だ。
だが、擁護するのなら、そもそもの発端となった坂東のコラムや、坂東を非難する市井の人々の言葉を精読してもらいたいものだ。
容易に想像できる。
かつて(今もだが)日本の捕鯨を非難する理由として、外国の頭の足りない連中が「あんな可愛いクジラを殺すなんて!」と言っているのと同じ論調だと思っているのだろう。
「あんなに可愛い猫ちゃんを、崖下に投げ捨てるなんて、かわいそう!」
非難の内容を読みもせず、そういうヒステリックな理由で攻撃していると思いこみ、坂東を擁護しているのだ。
そう考える根拠は随所にあるが、たとえばしばしば見かけるのが「問題提起」という言葉。
坂東が仮定の話として猫殺しコラムを書いたのなら、それも認められよう。
だが、日本の動物愛護団体の日経新聞への問い合わせで、坂東の猫殺しは「事実である」と公式に認められているのだ。
となれば、これはもう問題提起でもなんでもない。犯罪だ。
日本でもポリネシアでも、動物虐待はまぎれもなく犯罪なのだ。

坂東を擁護する連中の文章は、上記に限らず突っ込みどころ満載だが、中でも笑わせてくれたのが、産経新聞2006年9月18日朝刊に 「保守再考」というタイトルで掲載された西部邁の寄稿だ。
西部は言う。

>「猫の立場」なるものを虚構したとて詮ないのではないのか。

バーカ。
この一文だけで、西部が坂東のコラムをまともに読んでいないのが丸わかり。
まず最初に、坂東がコラム内で「もし猫が言葉を話せるならば、避妊手術なんかされたくない、子を産みたいというだろう。」と書いたのだ。
「「猫の立場」なるものを虚構した」のは、坂東なのだ。
おそらく西部も、上記のような早とちりをして、あの、「朝生」で見かけるような薄笑いを浮かべつつ、愚民へ対する駄文を、わけ知り顔でしたためたのだろう。

次から次へと、知識人のふりをした連中のメッキがはがれてゆく。
ある意味、見ていて痛快である。

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坂東必死だな(プゲラ

坂東必死だな(プゲラ
……と、どこかの掲示板だったらそう書かれるような状態になっている。
自分が書いたこと(=犯したこと)がどういう事態を招いているか、ようやく気づき始めたらしく、遅まきながら死にものぐるいであちらこちらの雑誌や新聞に反論を寄稿している。
ところが、その反論が、矛盾丸出しのどうしようもない駄文と来ているから、書けば書くほど自らの異常性をさらけ出すことになっていて、いい笑いものになっている。
いちいち個別に矛盾点を指摘しても疲れるのでやらないが、そもそも、「反論」するということ自体がおかしいということに、坂東は気づいていない。
騒動の発端になったコラムで、坂東はこう書き出しているのだ。

>こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。
>世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。
>動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。
>そんなこと承知で打ち明けるが、私は子猫を殺している。

その通り。
当初のもくろみ通り、「糾弾され」、「鬼畜のように罵倒され」、「動物愛護管理法に反するといわれ」ているではないか。
なぜ反論する必要がある。
なぜ、今頃になって、何かに取り憑かれたように、死にものぐるいで反論しているのだろう。
(あ。もしかして、猫に取り憑かれましたか? 直木賞のセンセ)

とりあえず、ポリネシア政府は坂東を提訴することを決定したようだ。願わくは、坂東眞砂子が社会的に、永遠に抹殺されんことを。

http://www.hpmix.com/home/mamorekenpou/C2_1.htm#280

海野和夫氏のサイトコラムより

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モデル

ネタがないので、どうでもいいような雑談を。
作中に登場した、モデルがいる登場人物。

倉本ミチル
名前は倉木麻衣さんと宇多田ヒカルさんを混ぜていますが、想定したキャラクターは宇多田ヒカルさんの割合が多いですね。

K医大助教授/監察医の女医さん
「法医学教室の事件ファイル」に出演する名取裕子さん。

事故で死んだ、榊真理子のクラスメート、鹿本真紗美
イメージは加護亜依さん。名前はもじっていません。

激モテ少女アリス/大倉優子
ロリアイドル小倉優子さん。

あと、もう少ししたら登場する人で、「大崎豊」というロックシンガーがいます。
言うまでもなく、尾崎豊さんのもじり。
どの話に登場するかは秘密。

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2006年9月20日 (水)

死因(2)(ガスとビニール(6))

「ほほう」と思いました。
話を聞いているところから始まりましたか。
いや、他もそういう始まり方だけど、詳しい描写がされていて。

こういう書き方をすると、「わかっていたような言い方をするな」と言われてしまいそうなんですが、ガスやビニールを伏線として隠しておくのなら、そもそも降霊した死者の死因を隠しておいて、その後の事故原因にはガスやビニール袋が絡んでいることを詳しく描写した方がいいんじゃないかなあ、と思っていました。
どうも、みんなガスやビニールがらみの災厄に襲われている。そう言えば、あの降霊した死者の死に方は……という風に、体験者と同様の流れで読者に気づかせた方が効果的なのではないかなあ、と。
でも、ここはインスパイ屋する場ではないしな、と思って。
ラストの方で、畳に蝋燭のあとがある描写があります。
この部屋で降霊したんだ。

あ、それと、これは今回の課題通じての印象ですが、どの作品も、わりと体言止めが多いんですね。
単純な好き嫌いなんですが、私、体言止めは妙に鼻について、どうもね。
そのせいで、星新一の諸作も、熱烈に好きとは言えなくてね。
すみません、これは蛇足です。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060920001829

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2006年9月18日 (月)

まあ、うれしいんだけど

あるQ&Aサイトで、「ささいな恐怖」が紹介されていました。
さっそく、何人か来ていただいているようです。

http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=2413213

ただね、「都市伝説など」って紹介されているんですよねえ。
注意して、都市伝説ネタはさけて書いているんですけど。
詳しくない人は都市伝説だと思うんでしょうか。

たとえば「気味悪い話2題」の芽殖孤虫もワンボックスカーの事故も、私自身が新聞記事で読んだ話ですし、「血まみれスポーツ」の事故ふたつだって、実際にテレビで見たんだもんねえ。
「おじさん、遊ばない?」の中で「エイズ・ハリー」という都市伝説を紹介しているけど、「都市伝説」として紹介しているもんなあ。
紹介されるのはうれしいけれど、こういう「ズレた」紹介のされ方は、痛し痒しです。

筒井康隆風に言うと、「ほめてくれてはいるが、読み違えている。ほめられても、ちっともうれしくない」ということになりましょうか。

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ガスとビニール(5)

ぐっと短くなった作品。
こうなったものを読むと、あらためてこの話は濃厚な描写が必要な話であることがよくわかる。
降霊された霊の強い恨み、
その霊が、なかなか帰ろうとしない、
その後に起こる連続事故、
少なくともこれらは重点的に描写しないと、読者に対して「この話の怖さ」は伝わらないのではなかろうか。
本作では、単なるあらすじでしかない。

あと、ラストでガス栓が開く部分で、「何故か」は不要だろう。
語り手も読者も、原因はすでにわかっているのだから。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060917193801

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2006年9月16日 (土)

死因(ガスとビニール(4))

弩怖ライズ・パート2。(言わんというのに)
ほとんど違わないようだけど、細部が微妙に異なる。
前述のバイクの怪我とか、ラストのセリフ。
こちらは、「……ほら、ガスと、ビニールだよ」となっている。
聞き手に対して、確認を求めているような「ほら」が付いているのが違う。
あと、3も4も語り手が憔悴していて、(それはわかるけど)喫煙量が多く、喉を患っていると思わせる描写がある。
これはなぜだろう?
単に語り手が憔悴していることを表現したかっただけ?

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060915170240

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死因(ガスとビニール(3))

思うに、この「ガスとビニール」というお話は、ときほぐして書けば、いくらでも長くできる。これを弩怖ライズと言う。(言わん言わん)
好事家が集まって降霊会を実行するまで。
降霊会の詳細。(実行するバカがいるとまずいので、詳細を省くのは大正解)
降霊会後、それぞれに起きる災厄の詳細。
語り手の現在。
長くはできるけど、「超」怖い話としては、「長すぎる」と言われてしまうだろうな。個人的には、そういう部分をネチネチと描写する方が好きなんですけどね。
バイク事故の怪我の様子は、こちらの方がわかりやすいかな。
ラストの部分、語り手が言う「ガスとビニールだよ」というのが、ちとわかりづらくて。
ガスは風呂のガス栓だろうけど、ビニールは?
すべてのことがガスとビニールに関わっているという意味でそういうセリフになったのか。
この場合、(これもガスがらみだ)という意味で、「ガスだよ」という方がいいような。読み違えているのかな。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060915170150

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2006年9月14日 (木)

いやあ民主党ってw

「ささいな恐怖」とはなんの関係もございません。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/794718.html

少し前にあった、民主党議員が偽メールでだまされたお笑い事件。
つくづくとバカだなあ、と思った。あのだまされた議員。
それをまた真に受けて擁護した党首。(名前忘れた。どうでもいい)
誰かひとりでも、真偽を確認しようと思わなかったのだろうか。
議員なんてバカの集まりだから、プリントアウトされたメールが信用に足るものかどうか、知らなくてもしゃあない。
だけどさ、党員とか党の職員の中に、ネットに詳しい人間はいなかったのか。
そういう人間にちょっと訊いてみようとは思わなかったのか。
で、上記のURL。
あの。こんなことをやっている限り、政権なんて取れるわけないよ?
選挙民って、あなた方が思っているほど、バカじゃないよ?
メール事件でわあわあ言っているとき、みんな失笑していたんだよ?

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2006年9月11日 (月)

ストーリーのいじくり方

いや、正直言って、とてもじゃないけれど「ストーリーの作り方」なんて言い方できなくて。(笑

ネタが浮かぶと同時にプロットもまとまる話もあるにはありますが、ああでもないこうでもないとこねくり回すことが多いです。
今回は、「少女アリス」を例に。

「少女アリス」の作品解説において、「ずいぶん時間がかかった」と書きました。
これは、エピソードをどうつなげていくかということに悩んでいたりしたのでした。
「少女アリス」において、まず頭に浮かんだのは、「とにかくめちゃくちゃもてる少女」ということでした。
それとほぼ同時に、少女の中の何かが語るセリフ、「たわけた事を。こたびの事は、すべてこの娘が欲した事よ。娘が愉悦を感じておったは、中にいたわらわがもっともわかっておるわ」というのは決めました。
次に決めたのは、ドラマの冒頭、銀座の歩行者天国で黒神由貴と榊真理子がアリスを目撃するシーン。ここでちょっとえぐい目の痴話ゲンカを描写して、読者をつかむ狙い。(笑
あと、車をぶつけて元カレを殺す女。
この部分、当初は壁にもたれてアリスを待っている男性に車で突っ込んでいき、男性もろとも死亡するはずでした。
でも、学校の壁に向かっていくということは車道を横切るのかな? という疑問が生じ、続いて、エアバッグがあるからドライバーは死なないよな、と気づきました。
ので、ああいう風になりました。ちょいグロ。
ラスト、アリスが自殺するのも、当初より決めていました。親が医者だという設定も、ああいう死に方をさせるため。

怪異の正体については、書いた当人も納得していません。ごめん。
なので、アリスがああなったことにも、説得力がないのではないかと思っています。
まあ、ストーリー内で、アリスの中にいたのが弁財天であると言っているのは弁財天自身だけで、黒神由貴も神代冴子も正体不明と言っているのですが。

なんか、こうして書き出してみると、けっこういいかげんですね。反省。

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ガスとビニール(2)

(1)とほぼ同様。ダイジェスト版の感は否めない。
そして、これも(1)と同様、「袋」という点は、あとあとに回されている。
「袋」という部分を伏線にしろという課題でもあったのかしらん?

締めの一文が、(1)と多少異なる。
「流れてくる、ガスの臭い」
こちらの方が、恐怖度は高いですね。切迫しているし。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060911021907

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ガスとビニール(1)

元の話を知っている人間からすると、ダイジェストの印象が強い。
時系列を変えているわけではないけれど、なんて言うんだろう、途中まで、ストーリーを貫く「ある部分」を隠蔽して書かれている。
それは、ビニール。
正確には、ビニール袋。
降霊実験した者が次々と災厄に見舞われるが、それらすべてに「ガス」か「ビニール」がからんでいた、と。
まあ、ガスはだいたい想像がつくわな。
問題はビニール。
災厄事例を書いていった後、降霊した死者が、「ビニール袋をかぶり、ガス自殺した」と紹介される。
これ以前の文章では、「ビニール袋」とは書かれていない。
これ、ここまで読んできて、「あ、そういうことだったのか!」と読者は思うだろうか?
むしろ「袋なら袋と、ちゃんと書けよ」と思わないだろうか。
ビニールと言ったって、パイプもあればボールもテープもある。
バイク事故の場合、何が飛んできて視界をふさいだのかわからないし、自転車のくだりなんて、ビニール袋で厳重に梱包されていたことがはっきりしないと、異常性が伝わらないと思うのだが。
ここを隠していたところで、「伏線」にはなり得ないと思うのだが、どうだろう。
この話の「キモ」は、降霊した霊を帰した後の事件だと思う。したがって、その部分を詳細に書く方がいいかと思うのだが、これは今後に期待。

元の話と違うのは、「カチッ」という音がして、確認すると風呂のガス栓が開いていた、という部分。住民であれば、音でおおむね何の音か判断はつくだろうけれど、わざわざ確認しに行くのがいい。言外に、怖がっているのがわかるので。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060911013426

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自主トレ第3回

先日、自主トレのブログが更新されていて、「さてさて♪」と見に行くと、第4回となっていて、「次は3回のはずじゃ?」と思っていたら、修正されていた。
フライングだったのかな?

突っ込むつもりはないけれど、ミスがもう一つ。
今回の「ガスとビニール」は勁文社版第一巻ではありません。
続「超」怖い話なので、第2巻のはず。
「ガスとビニール」は、けっこう怖めの話ですよね。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060911013037

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2006年9月 5日 (火)

課題

以前にも少し書いたけれど、課題になっている話は、どちらも大して怖い話ではない。
というか、「超」怖い話の中ではかなり印象の薄い話と言っていいかと思う。
そういう話をあえて課題にし、いろいろな書き方をトライさせるというのは、トレーニングとしては有効なのだろうな。
でも、次ぐらいはかなり怖いめの話を課題にしてほしいなあ。
「怖い」描写の練習も必要じゃないのかな。だめ?
いや、正直言うと、不思議系の話は食傷気味で。

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痣(幽体離脱接近遭遇(8))

(6)とほとんど同じであるが、
「さっきのあれだな」
というセリフが入っている点が違う。
なので、(6)のような不自然さはなくなったけれど、そもそも冒頭で痣を見せ合っている描写を持ってくる手法、そんなに効果的なんだろうか。このパターンがやたら多いけれど。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060905144949

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ニアミス(幽体離脱接近遭遇(7))

時系列を入れかえるでもなく、比較的ストレートに書かれている。
幽体離脱を行う時の「テク」が描写されているのが、目新しい。
特に「オチ」や「キモ」を強調せず、話の持つ不思議感を読ませる手法と見た。
悪くはない。
悪くはないが、読者の印象に残るかと聞かれれば、疑問。

http://www.chokowa.com/training/blog/blog.cgi/20060903134930

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2006年9月 1日 (金)

自分の中のタブー

タブー=禁忌

書いたら消されるとか、公序良俗に反するとか、公の場で発表する文章にはいろいろとタブーがあります。
で、今から書こうとしているのは、私がホラーを書く上で、タブーとしていることだったりします。

●グロのためのグロは書かない
「人形地獄」とか「キモチイイコト」とか、よく考えるとかなりグロい話も書いていますが、直接描写はほとんど書いていません。
ネット上には、美少女が惨殺/解体される過程を詳細に書き込んだ話などもあったりしますが、私自身はそういう話には興味ありません。
その手の話は、その描写だけが「キモ」であり、前後の整合性はどうでもいいからです。
否定はしません。
ただ、自分は書かないだろうな、と思うだけです。

●現実にあった惨事をモチーフにしない
新聞で見つけた悲惨な記事をネタにしておいてよく言うよ、と言われそうですが。
この場合の惨事というのは、阪神大震災だったり、広島と長崎の原爆投下だったりです。
たとえば、黒神シリーズで、こういうシーンが頭に浮かびました。
超強力な敵(怨霊? 化け物?)をやっつけるため、黒神由貴と神代冴子は、数万人の犠牲を覚悟の上で、阪神大震災を起こす。又は、過去に飛び、アメリカの将校を操って原爆を落とす。
いずれの場合も、大ネタ過ぎてウェブ上では載せにくいということ以前に、こういうネタを書いてはいけない、と自分の中に封印しました。
特に、阪神大震災は私が関西在住ということもあり、10年以上過ぎた今も、冷静ではいられません。そんな私が、そういう形でネタにできるはずもない。
素人さんが書いた話ですが、ウェブ上で阪神大震災をちゃらけたネタでショートショートにしていた話を見たことがあります。ずいぶん腹を立てた記憶があります。

そんなわけで、好き勝手書いている割には、改めて考えてみると、自分的なタブーもけっこうあるようです。
それをさけつつ、ほどよいグロを効かせて、またがんばって面白く読んでもらえる話を書きます。

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