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2006年9月 1日 (金)

自分の中のタブー

タブー=禁忌

書いたら消されるとか、公序良俗に反するとか、公の場で発表する文章にはいろいろとタブーがあります。
で、今から書こうとしているのは、私がホラーを書く上で、タブーとしていることだったりします。

●グロのためのグロは書かない
「人形地獄」とか「キモチイイコト」とか、よく考えるとかなりグロい話も書いていますが、直接描写はほとんど書いていません。
ネット上には、美少女が惨殺/解体される過程を詳細に書き込んだ話などもあったりしますが、私自身はそういう話には興味ありません。
その手の話は、その描写だけが「キモ」であり、前後の整合性はどうでもいいからです。
否定はしません。
ただ、自分は書かないだろうな、と思うだけです。

●現実にあった惨事をモチーフにしない
新聞で見つけた悲惨な記事をネタにしておいてよく言うよ、と言われそうですが。
この場合の惨事というのは、阪神大震災だったり、広島と長崎の原爆投下だったりです。
たとえば、黒神シリーズで、こういうシーンが頭に浮かびました。
超強力な敵(怨霊? 化け物?)をやっつけるため、黒神由貴と神代冴子は、数万人の犠牲を覚悟の上で、阪神大震災を起こす。又は、過去に飛び、アメリカの将校を操って原爆を落とす。
いずれの場合も、大ネタ過ぎてウェブ上では載せにくいということ以前に、こういうネタを書いてはいけない、と自分の中に封印しました。
特に、阪神大震災は私が関西在住ということもあり、10年以上過ぎた今も、冷静ではいられません。そんな私が、そういう形でネタにできるはずもない。
素人さんが書いた話ですが、ウェブ上で阪神大震災をちゃらけたネタでショートショートにしていた話を見たことがあります。ずいぶん腹を立てた記憶があります。

そんなわけで、好き勝手書いている割には、改めて考えてみると、自分的なタブーもけっこうあるようです。
それをさけつつ、ほどよいグロを効かせて、またがんばって面白く読んでもらえる話を書きます。

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