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2007年1月31日 (水)

ネタメモ

カテゴリーの分類に悩みましたが、作品がらみということで、「作品解説」にしました。

作品のネタやアイデアなどは、シャープのザウルスに記入するようにしています。
わけのわからない思いつきメモから、そこそこまとまったプロットまで、いろいろ。
当初は単なるアイデアの羅列に、少しずつ書き足していったりします。
本文が書き上がると消去するので、ほとんどのネタメモは残っていないのですが、今回、ここにUPするために残しておいたので、「願いがかなうアクセ」のネタメモを発表いたします。
以下、ネタメモより。

人から人へ、ひそかに受け伝えられているアクセ。
そのアクセに願うと、死んだ人にもう一度会えるという。
が、実際は生前の姿ではなく、崩れ果てたゾンビとなって現れ、恐怖のあまり、願った者は死ぬ。
実はそれがアクセの目的?

黒神由貴が呪いを発動しているアクセに呪符をかぶせるが、ブスブスといぶりはじめる。
そこに、神代冴子が新しい独鈷杵を突き立てる。
独鈷杵を中心に、呪符の下から血がしぶく。
呪符を持ち上げると、アクセは消えている。

どこかでアクセがやりとりされているエピローグ。
大崎豊のエピソードとからめてはどうか。
アクセを人に勧める何者かの存在。
ラスト、真理子たちが召還しているメンバーの中に見知らぬ少女が。誰もが、誰かの知り合いと思っていたが、誰も知らない。←アクセを使う魔物?

法医学の女医さんを出す。
ドラマ後半、榊真理子はコギャルたちと願いをかなえる儀式に参加、黒神由貴と神代冴子はTV局にビデオの確認に。昔のゲームブックのように二手に分かれ、閲覧者が好きな方をチョイスして読み進めるようにする。(もちろん、どちらも読める)
クライマックス、コギャルたちが集まるのはカラオケボックス。

アクセとしているが、実は根付。
真理子たちがカラオケボックスに行く前に、もう一人死なせる。死ぬ少女の主観で描写。

御魂毟(みたまむしり)
魂喰鬼(たまぐき)

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2007年1月30日 (火)

800字クトゥルー、送りました

先ほど、800字クトゥルーの応募作を送りました。
応募作は4編。
タイトルは「安アパートの事件」「安アパートにて」「公園の砂場」「猫屋敷」です。
似たようなタイトルの2編は、同じ事件を別視点で書いたものです。
どれも同じような話と言えば言えるし、違うと言えば違うし……

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ダブルオーセブン

2週続けて007がテレビ放映され、しかも、中身のカットしまくりはやむを得ないとしても、好きなタイトルバックまでがごっそりカットされていたのでカチンと来て、衝動的にDVDを買ってきました。
買ってきたのは先日放映されていた、「私を愛したスパイ」。
これをチョイスしたのは、キャロライン・マンローが出ているせいもありますね。

で、そもそもの購入動機となったタイトルバック。
007シリーズのタイトルバックというのは凝っていることで定評があって、画面の中でなまめかしく動く女性のシルエットがよろしいですね。
ふと思ったのですが、このタイトルバックだけを集めたビデオ・クリップなどというものは発売されないものでしょうか。
あのタイトルバックを見るだけでも、なかなか楽しいのですが。

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企業のモラル

つい先日まで、とある会社に在籍していた。
映像・音響機器製造会社ということで、そこのサービス事業部、つまり修理部門の担当として。
中に入って驚いた。
製造会社など、真っ赤な嘘で、実態は中国の工場(もちろん、自社資本ではない)から売れ筋商品を購入し、日本向きに仕様変更、自社ロゴを印刷して輸入していたのだ。
それで、製品の質が確かであるなら、なんの問題もない。
しかし、中国製品である。
当然、品質など考慮された作りではない。
メンテナンスもまったく考慮されていず、形になっていてとりあえず動けばいい、というものだった。
とりあえず動けば、と書いたが、パッケージを開けて電源スイッチを入れても作動しないという物がいくつもあった。
また、修理部門といえば聞こえはいいが、自社で製造設備を持っていないのだから、修理に必要な部品がそろっているはずもない。
フレキシブル・ケーブルやCDドライブなどの「消耗品」以外の部品はなく、不良品は新品と交換することが多いのだった。その新品にしても、前述のように、作動しない物がある。
どうすればいいのだと言いたくなってしまう。
営業の上層部などは「ジャパネットたかた」に25000台の納品契約を結んだとふんぞり返るが、その中に何台の不良品が出るのだろう?
また、たとえ何百万台売ろうと、お客様が買った1台がパッケージを開けたばかりで動作しなかったら、それは不良率100パーセントなのだ。
それがわからない人間に、物を売る資格はない。

今のところ、大きな問題は起こっていない。
しかし、不二家のように死人や病人が出ていないにも関わらず、企業の存続の危機になっていることでもわかるように、今後もこのようなことを続けて大丈夫という保証は何もない。
自分のところで作ったものではないから責任はない、といういいわけは通用しない。現に先日、トイザらスは販売したインラインスケートが壊れるおそれがあるというので、自主回収した。
私が量販店の人間ならば、この会社との取引は中止する。
典型的な「安かろう悪かろう」だからだ。
仕入れ値が安くて儲かるのかもしれないが、それによってお客様の信頼を失ってしまっては、元も子もないだろう。

ま、今はもうこの会社の人間ではなくなった私があれこれと言うことではない。
せいぜい目先の金に群がるがいいだろう。

ホラーとは関係ないが、書かずにはいられなかった。ごめん。

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2007年1月29日 (月)

エロをエサにする手法

「弩怖い話3」において、加藤氏は日頃あまり怪談話を読まない年代(おやぢ世代)を読者にするための手段として、「エロ」を撒き餌として用いた。
別に加藤氏は、この手法が前代未聞だとか業界初だとか言っていたわけではないが、この手法を使った人は、過去にもいた。
日本SF黎明期のSFマガジンの編集長、福島正美氏だ。
もちろん私もリアルタイムでその頃の話を知っているわけではないが、現在のSF界の大御所の初期作を読むと、その時代のことがほの見えてくるのだ。
もっともわかりやすいのは、小松左京氏の短編、「アダムの裔(すえ)」だろう。
作中、駆け出しのSF作家である「私」は、編集長から作品内に「エロ」をもっと入れろと言われる。
「エロだよ、エロ」
編集長は言う。
おそらく、当時の福島氏もそう言ったのだろうなと思われる。
SFという、当時としては一般には取っつきにくい題材を広めるためには「エロ」をエサにするのが有効であると考えたのだろう。
実際に効果があったのかどうかは知らない。
作家諸氏のエッセイなどを読むと、みんな苦笑いしながら「はいはい」と言いながら書いていた節がうかがえる。
さて、「弩怖い話3」。
どの程度効果があったのだろう。
そこを私は疑問に思う。
読まない人間は、たとえエロをエサにしても読まないのではなかろうか。
おやぢたちの間で渡辺淳一が話題になったのは、エロ小説が日経に連載されていたからというだけの話だし。
SFにしろ怪談にしろ、読む人と読まない人がはっきり分かれるジャンルだろうと思う。
だからこそ、読まない人を引き込めば市場が伸びるわけで、それは理解できる。

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超怖信者

ま、何が驚くって、2ちゃんねるのスレッドに自分の名(HN)が突然出てくるほど驚くことはないですね。
「な、何かまずいこと書いたかしらん!」
などと、根が小心者だから、びびるびびる。
で、おそるおそる読んでみると、ああなるほど、そういうことですか。

まず言えるのは、私、超怖信者と称する人からなんらかの迫害を受けた記憶はございません。
そもそも自分のサイト内に「超」怖い話のページを作っているぐらいだから、私自身「超怖信者」と呼ばれてもおかしくはない。
過日行われた「超-1」ではかなりきつめの意見も吐いたから、応募者の方からは「あの野郎」と思われている可能性はありますね。それでも、「超-1」オフの時に参加者募集メールの叩き台としてひな形を幹事一号さんにお送りしたり、お祝いコメントをお送りしたりしたので、「超-1」そのものを否定していたわけではない。
そんなことは、私のブログなりサイトなりを見れば、一目瞭然でわかることだと思うんだけどなあ。

そんな中、ブログを読んでいただいた上で擁護していただいた方もいらっしゃって、深く感謝いたします。
んで、私は特になんらかの意図を持って「中立の立場」を取っているわけではありません。単純に、実話怪談も創作怪談も好きだというだけの話です。
ただ、自分的には実話怪談は書けないし、創作怪談を書いているしで、どちらかと言えば創作怪談よりかもしれません。
(「超-1」講評でも作家目線とか言われていたな)
というか、どちらも好きだという人もけっこういると思うのですが、違うのでしょうか?

当然のことながら、実話怪談でも創作怪談でも、好みはあります。
実話怪談で言えば、さたなきあ氏の諸作は文体がどうにも鼻について好きになれないし、竹書房の他の実話怪談本にしても、これは明らかに「「超」怖い話便乗本だな」とわかるものは面白くないし。
創作怪談の場合はもっと好き嫌いが極端になる。「リング」は1作目以外は読んでいないし、他の作家さんでも、読んだことない人はいっぱいいる。

それから、超怖信者と言われてもかまわないけれど、私は別に「加藤氏マンセー」ではありません。逆に批判もしません。「超」怖い話のためにがんばってくださいね、と思うだけです。
批判ではありませんが、首をかしげたことはあります。
それについては、別項にて。

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2007年1月28日 (日)

クトゥルー原体験

クトゥルー神話譚との初遭遇は、創元推理文庫の「怪奇小説傑作集3」に収録された「ダンウィッチの怪」であった。
他の話が幽霊や怪物ものであるのに比べ、なんか妙な話だなあと思いつつ、ワクドキしながら読んだ記憶がある。確か中学1年の頃。

その後、同文庫のラブクラフト全集だのコリン・ウィルソンやロバート・ブロックなどのクトゥルー譚を読んだりした程度で、クトゥルー神話に精通しているなどとは、間違っても言えない。
そんな私の「クトゥルーもの」のイメージは、固有名詞を別にすれば、「耐え難い悪臭」とか「粘液質の、のたうつ触手」といったところか。
800字クトゥルー譚用の日本を舞台にした話、現在二つ書き上がりました。
あと、もう二つぐらいは書けそう。
日頃書かないジャンルの話なので、目先が変わって、なかなか楽しいです。
私の趣味が入って、ちょいグロ風味になっていますが、かまいませんよね?
ラブクラフトの話にも、グロっぽいものがけっこうあるし。

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2007年1月27日 (土)

800字クトゥルーネタ

とりあえず、ネタ三つ。
そのうち二つは、同じ事件を別視点で描いたもの。
もうひとつは、別の出来事を描いたもの。
以上のうち、ひとつは書き上がった。
「クトゥルー用語」を使わずにクトゥルー物と分かる話を書くのって、やはりけっこうやっかいだな。もちろん、当て字も使わない。

これ、ビーケーワンと違って、どんな作品が集まったのかわからないのか。ちょっと残念だなあ。

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あれっ、もう出てる?

今日、別の書籍を買う用でジュンク堂書店に出かけたら、もう「超」怖い話イオタが並んでいた。
30日発売だしょ?
ま、買ってきましたけれども。
「超」怖い話のページも更新しましたけれども。

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800字クトゥルー

まあ。今度はなんと、800字のクトゥルー神話ですってよ。
むずかしいですねえ。
でも、ちょっとチャレンジしてみたい気もしますね。
「クトゥルー神話譚」に詳しいわけではないけど、嫌いではないしね。
ただ、書くとしたら、絶対に日本を舞台にしたいし、また、先日出版された「クトゥルー神話事典」の序文で東氏が書かれているように、「はじめにアイテムありきではない」ということに留意して書きたいものですな。
「ヨグ・ソトホート」だの「アーカム」「インスマス」なんていう単語を使えばいいというわけではない、と。
過去に書いた話で言えば、「穴神様」あたりがクトゥルー譚に引っかかるかな?
島の名前が「くとる島」だし。
あ、でもこれは、無邪気に「クトゥルー」なんて文言を使ってるな。これはだめだ。(笑

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2007年1月26日 (金)

「てのひら怪談」のアフィリ

サイト内にアマゾンのアフィリエイトを載っけている関係で、「てのひら怪談」もアフィリエイトを載せたいんだけど、アマゾンは遅くて、未だ予約状態にすらなっていない。
ビーケーワンや楽天にはすでに出ているのに。
んもう。

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2007年1月25日 (木)

願いがかなうアクセ

「地獄の業火、浄めの火」では、まず「畜生衣」という言葉ありきで、そこからストーリーをでっち上げたわけですが、この話では、願いがかなうアクセが「人間の精神を喰う」あるいは「人を殺す」というストーリーが先でした。
そのせいで、このブログでも何度か書いていますが、そのアクセの正体及びネーミングに苦しむこととなりました。
お話し冒頭の、大崎豊/終焉の地でのエピソード。
これ、実は今回の話のためのエピソードではありませんでした。
この部分だけが頭に浮かび、なかなか面白い冒頭だなとは思ったものの、ここから先をどういう怪異にするか、どういう事件にするかが思い浮かばず、ずいぶん長い間ほおったままでした。読めば尾崎豊のことだと丸わかりなので、大崎豊そのものをホラーの中心には置きたくなかったのです。
今回の願いがかなうアクセの冒頭に持ってくることで、使えるなと気づき、やれうれしやと。(笑
それから、エピローグにおいて、黒神由貴が三枝実業の3人組と仲良くなっちゃうくだりも早くから決めていた部分です。
黒神由貴の人のいい部分が表現できたらいいな、と。
もうひとつ、耳に付けていたインナーイヤホンを榊真理子に取られて「あん」と抗議する部分も、可愛らしさが出ればいいな、と。

今回、いくつか遊ばせていただきました。
RPGのように分岐点を付けたのはすでに別記事で書きましたが、その他に。

まず、久々に「でん姉」登場。
神代先生が山形にいたときのエピソードとして、「鉄拳をふるったこともある」と書いています。東央テレビのチーフプロデューサーとして登場した久慈なる人物が、その、ぶん殴られた人物であると想像できるように書いてみました。
山形時代に鉄拳をふるうエピソードは、単純に「でん姉」の名の由来として書いたのですが、うまく使えて、実はちょっとうれしかったり。
遊びとは違いますが、神代先生の独鈷杵が復活しました。

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2007年1月24日 (水)

芸能無惨簿の修正

昨日のニュースで、「芸能無惨簿」で紹介している桃井望の事件に進展があったことが伝えられていた。
民事裁判ではあるが、心中ではなく殺人事件と判断されたという。
近いうちに、「芸能無惨簿」も追加文を書こうと思う。
「芸能無惨簿」に限らず、実録事件系の話で後日談などが判明した場合も、同様に記事を追加しようと思う。

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2007年1月21日 (日)

昨日の「妖奇士」

しばらく見ていなかったんだけど、昨日、たまたま見る機会があって。
悪くはなかったな。
郭言葉にしても、ちゃんと使っていたしね。
遊女と同心(与力だったっけ?)の悲恋も良い。
ただ、どうせなら悲恋話だけにした方が、じっくりと書き込めて良かったのではないのかな。
奇士たちと、彼らと敵対する組織との確執をいつもいつも描かなくてもいいんではないかな。このアニメ全体に言えることだけど、詰め込みすぎのような気がする。
主人公たちの過去に関するエピソード、怪異に関するエピソード、そう複雑に絡めなくても、と。
まー、じっくりと伏線を張って、いきなり打ちきりになってしまったら、なんのことやらわからなくなってしまうおそれがあるからね。(笑

そう言えば、郭言葉にしてもそうだけど、時代的な言葉遣いに関しては、きちんと考証されているようで、その点は感心する。
以前の「遊女無惨絵」の連作で江戸を舞台にしてみて、苦労したなりに面白くもあって、ネタがあればまたやってみたいな、と思っている。

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てのひら怪談についてのあれやこれや

〇まず表紙。
カバーをびらっと開くと、こうなっているらしい。こりゃすげえや。

http://blog.bk1.co.jp/genyo/archives/2007/01/post_787.php

〇発売は2/6とのこと。
当初は半ば頃ということだったけど、早くなったんだね。
ゲラ到着が予定より遅れたりしたので、少し伸びるのではと思っていたのですが。

〇帯はグレーか白か?
うーむ、グレーの方が「らしい」感じはするが……

〇口絵というか写真が挿入されるとか。
各話に関係した写真というわけではないでしょうが、東氏曰く「箸休め」とのこと。
……そうかなあ?
ブログで拝見するとモノクロのようだけど、むしろ怖さを増す効果の方が大きいのではあるまいか?(笑

発売までの日数を考えると、もう1度著者にゲラが来ることはないのかな。
あとはもう、スタッフの皆様に「よろしくお願いいたします」と言うだけですね。

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2007年1月17日 (水)

本日の「相棒」

ドラマが始まって間もなくから、さて、これは「殺人罪」として起訴できるだろうか? と疑問に思っていた。刑事ドラマだから、殺人として捜査するはずではあるが。
「未必の故意」という言葉がある。
「場合によっては死ぬであろう」と予想されるにもかかわらず、それを放置していた場合。

たとえば、自宅階段に鉛筆を1本転がしておく。
殺したい相手がこの鉛筆ですっ転んで死亡した場合、殺害を立証できるだろうか?
うっかりしていたと言われればそれまでなのではないだろうか?
今日の「相棒」でも、便座が割れるようにあらかじめ傷でも付けていたことが立証されない限り、罪には問えないのではないだろうか?
たとえ本人に殺害動機があったとしてもだ。
弁護士は当然、そのあたりをついてくるはず。

実は海外のミステリーで、そういうネタがあるのですよ。
だから、ふと思いました。
もちろん、いつも通り面白かったんですけどね。
今日の犯人は、たぶん不起訴になると思います。

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2007年1月15日 (月)

てのひら怪談 表紙

東氏のブログにて、「てのひら怪談」の表紙が発表されました。
思っていたよりも地味な印象がありますが、変わっているのが、縦長の判型。
小洒落た怪談本、という感じでしょうか?

http://blog.bk1.co.jp/genyo/archives/2007/01/post_781.php

だんだん実感が湧いてきますね。

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2007年1月14日 (日)

ゲームブック

もう大昔、まだコンピューター・ゲームなどというものが世に普及していなかった頃の話。
本屋さんに、ゲームブックなるものが並んでおりました。
今でいうと、ロールプレイングゲームのようなものでしょうか。
物語を読み進んでいくと、途中で選択肢があり、「5ページに行け」とか「12ページに行け」とか指示される。
それによって、いろいろな物語になる……というものだったと記憶している。
本日UPした「願いがかなうアクセ」において、それっぽい作りにして、遊んでみた。
榊真理子と黒神由貴が別行動を取る部分があるので、それぞれを選択して読めるようにしてみたのだ。
何か面白い効果が出るかなと思ったけれど、単にややこしくなっただけのような気もする。

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何かを論じるならば

なんか、わけのわからないおちゃめなボクちゃんの書き込みに困惑したけれど、いやはや、驚かされました。
そもそもこのボクちゃん、以前私が書いたこの一節にカチンと来たらしいんだね。

>この方はおそらく、世に数多ある快楽殺人研究本も読んでいないのだろう。
>「快楽殺人などありえない!?」というタイトルでなにがしかの文章を書くのなら、多少は勉強してもらいたいものだ。

なんかおかしなことを書きましたかねえ?
何かを論じようとするならば、その対象について、自分にできうる限りの資料を集めて分析・研究するのが当然と思っていたのですが?
このボクちゃんの言い方で言うなら、何か本を一冊論じる場合に、その本を読まずに論じろと言っているようなものなんだよなー。
そんなこと、可能ですかー?

いやあ、今までどういう教育を受けてきたんでしょうねえ。

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「ガキだから仕方ない」ですか

さんざんバカ丸出しの書き込みをしておいて、ガキ扱いしたら「ガキだから仕方ない」ですか。そうですか。
ひとつ前でも書いたけど、ネットではガキだの大人だの、「上から見る」だのなんだの、関係ないでしょうが。
現実に、高校生が新聞記者を論破した事例もあるんだから。
上からものを言われるのがいやなら、言い返せるだけのスキルを身に付ければいいだけの話じゃないか。
その努力もせず、「むかつくー」「終わってるー」などとほざいても、負け犬の遠吠えですらない。もっと説得力のある言葉を使いなさい。
あげく、「ガキだから仕方ない」ですか。
それってさー、ぼこぼこにされたヘタレ野郎が、遠くに逃げてから「今日はこれぐらいにしといたらー」とわめくのと同じだろ? こんなところで吉本新喜劇の定番ギャグを教えてくれなくても、私は関西人だから、よく知ってるよ。(笑
上からものを言うという件にしても、私は一般論を述べただけなんだから。
何が悲しくて、君たちのレベルまで降りていかないといけないの?
勝手に自分たちを卑下して、「こいつえらそーにしてる」=「自分たちをバカにしてる」という短絡思考しているだけの話だろ?

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人に「終わってる」と言う前に

受験シーズンの今、ネットを徘徊している時点で自分の人生が「終わりかけてる」ことに気づいたらどうだろう。
ごていねいに人の文章を引用してくれているが、的外れもいいところで失笑もの。
それから、コメントを付けていたボクちゃん。
ガキということはネット上の免罪符にはならんのだよ。
それが理解できていない時点で、キミも相当痛い人間だな。
ガキ扱いされるのがいやなら、それなりの知識を身に付けてから書き込むか、いっちょ前になるまで書き込まないことだ。
理論武装などと難しいことは言うまい。
せめてまともに読み書きできるようになってから来い。

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ガキがなにやらほざいてますが

ブログのアクセス解析を見ていると、なにやらこのブログが気にさわったらしくて、ガキがヘドを吐いているんだが。
まあ社会に出てからいっちょ前の口をきくんだな。
現状では、受験でピーピー悲鳴あげてるガキが、憂さ晴らしに毒を吐いてるだけ。
もっともらしいことを書いてるつもりだろうが、ガキのたわごとでしかないんだよ。
批評するなら、その対象について知っていなければいけないのは当然だろうが。
アホか?
サッカーを知らない人間が試合を見て、「なんでボールを持って走らないんだ。その方が早いのに」と言ったら、バカかと思われるだろ。
そういうことだ。
もう少し一般常識を身につけてからわかったようなことをほざくんだな。
もっとも、この常識の欠落度から考えると、受験も危ないか。はっは。

付記:
これも「ゆとり教育」の弊害だろうか。耐性のないガキというのは痛いものだな。
社会に出てやっていけるのだろうか。
モニターの前でヒステリックな書き込みを続けるだけではないのか。
あるいは、2ちゃんねるに幼稚な犯罪予告を書き込むとか。
現状では、ヒッキーへの道まっしぐらだわなあ。(笑

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2007年1月13日 (土)

「ダレ場」と「クライマックス」

今、黒神由貴シリーズ最新作「願いがかなうアクセ」を書いているわけなのですが、もうすぐクライマックスシーンです。
榊真理子、ピンチです。
黒神由貴と神代先生は間に合うでしょうか。

なんちて。
なんでもそうなんですけど、物語を作っていると、どうしても「ダレ場」というものが出てきます。
背景説明とか、ストーリー上どうしても必要なんだけど、書いていて「だるいな」と感じる部分。今回の話で言えば、榊真理子が「願いがかなうアクセ」に関わっていく経緯を描いているところあたり。
所詮「お話し」ですから、どうしてもご都合主義的なところは生じるのですが、なるべくなら自然な流れにしたい。
それで、ああでもないこうでもないと悩むわけです。

一方、クライマックスシーン。
これは、筆が進みます。
進むのですが、実は注意が必要なのはこっちの方なのです。
クライマックスシーンって、作者もけっこう興奮しています。
ので、作者自身はわかっているけれど、描写としては不足している、なんてことがよくあるんです。作者の頭の中にはクライマックスシーンが「ビジョン」としてあるけれど、それをきちんと文章として描写できているか?
推敲する上で、いつも念を入れて読み返すようにしています。
(その割にはボロが多い? _| ̄|○ )
もちろん、物語内にちりばめた伏線をまとめるのも忘れずに。
逆に、クライマックスにおける描写によって伏線が必要になり、冒頭に伏線を追加することもあります。

さあ、もうひとふんばり。

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秋は惨劇の季節(実話)

新聞やネットで拾った事件シリーズ。
今回のタイトルは、ちと苦しまぎれです。

補足や私的感想をいくつか。

みどりご
悲しい事件です。
あくまでも想像ですが、死んだ韓国人妊婦は、売春をしていたんじゃないかなと。
風俗業界では俗に「韓国出張」と呼ばれるジャンルがあるのですが、避妊具を装着しない「生」を売りにする場合が多いと聞きます。
エイズや性感染症の危険も当然あるわけですが、ピルを飲んでいなければ、妊娠の危険もあるわけです。

はっこつ・その1
事件を知って、不思議に思いました。
「なんでそんなところに入り込んだの?」
もしかしてと思い、病院名で検索しました。
すると、精神科がメインの病院。
なるほどな、と納得しました。
ただ、行方不明になって、捜索願などを出さなかったのでしょうか?

レンジ
猫を電子レンジで「チン」しちゃったというのは、実は都市伝説なんだそうです。
日本でPL法が施行されることが決まったとき、アメリカに問い合わせたんだそうです。
ところが、アメリカでも、「そういう事実はない」という回答だったそうで。
アメリカだったら本当にありそう、という笑い話だったわけですが、そんな事件が、実際に起きてしまったのがこの話。
まあ、この事件以前にも、オーム真理教が死体を処分するのに業務用マグネトロンを使っていましたし、「想像もできないこと」ではないわけですが。

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座り婆

もともとはポプラビーチ用に書いた話だったんですけど、ちょっと地味目の話であることと、「あなたの場合」の方が怖さ的には上だと思ったので、「座り婆」は「ささいな恐怖」に載せることにしました。
で、この話ですが、民家の玄関先にぽつんと座っている婆さんのくだりは、実際の話です。
もっとも、真夜中に見たことはなく、日中に目撃した場合でも、よく考えると同じような時間にその場所を(私が)通っていますので、誰か(または何か)を待っていただけなのかもしれません。
それでも、そういうふうに座っている婆さんを数回見かけましたし、「まさか今日はいないだろ」と思ったら、今日もいた、なんていうのはなかなか怖いものです。
もちろんそれだけでは怖さが足りないので、どうすればもう少し怖い話にできるだろう?
と思ってまとめたのが本作です。
お気づきの方がいるかどうか、この話は、半村良の「箪笥」をモチーフにしています。

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2007年1月12日 (金)

頭の悪い読者

面白くて怖いので、楽しみにしているサイトのひとつに、怪談漫画ブログ「誘怪犯」というのがある。
サイコホラー、不条理怪談、テーマは多岐にわたって飽きさせず、目から鱗が落ちることも少なくない。
うっかりネタをぱくってしまわないか、心配になるほどだ。
ところで、漫画という表現形式を取っているせいか、上っ面だけを見て感想を述べる人間も、けっこういる。
今回のこの話。タイトルは「禍表記」。↓

http://ameblo.jp/yohsuken/entry-10023218440.html

コメントを読むと、子供じみた感想がいくつか見受けられる。
まず、この行動を「人間」がやったと思うことで、すでに読み違えているだろう。
これは猟奇犯罪ではない。
この話の「キモ」は、どういう「存在」が張り紙の文言を言葉通りに受け取って、こういうことをしたのか、ということなのだ。
作者がそこまで考えた上でこの話を描いているのは、タイトルでも判断できる。
「禍表記」。
表現がやりすぎだという場合、「過剰」などのように、「過」と表記される。
この話のタイトルは「禍表記」となっている。
「禍々しい」の「禍」だ。
以前の「超-1」における「天ぷら」でも同様のことがあったが、「怖がるため」「おもしろがるため」には、ある程度の読解力と一般常識が必要であるという、好見本。

作者様。
わかる人間にはわかります。
頭の悪い読者を相手にする必要はありません。

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2007年1月 8日 (月)

「呪(しゅ)のモチーフ」その2

その1はこっち。

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2006/11/post_cbd7.html

どういう物にするかというのも重要だが、そのネーミングもまた、重要です。
今回は、中国より渡来した呪物ということで、「猫胎鬼」という名を付けてみました。
「マオタイギ」と読むのですが、合ってるかな。語学には弱くて。
字面でどういう物か想像がつくかもしれませぬ。
その1で悩んでいた日本名も、なんとか命名しましたが、「もっさり」感は否めません。
名前が決まることで、それが持つバックボーンに深みが出るということもあります。
以前の「畜生衣」などがそうです。

現代日本に「妖(あやかし)」を登場させるのは、けっこうむずかしいです。
「願いがかなうアクセ」、もう少し待ってくださいね。

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2007年1月 6日 (土)

リアル・オーメン

急停止で鉄板荷崩れ、トレーラー運転席の2人死亡

 5日午後1時5分ごろ、水戸市若宮の国道6号上り線で、同市元吉田町、石崎竜一さん(37)の大型トレーラーが急停止した。
 弾みで積み荷の鉄板が荷崩れを起こし、前方の運転席を直撃。運転席は大破し、石崎さんと、助手席に乗っていた茨城県茨城町長岡、宮本亨さん(36)の2人がつぶれた運転席の壁とハンドルなどに挟まれ、胸を強く打って死亡した。
 水戸署の調べによると、鉄板は縦1・5メートル、横6メートル、厚さ2センチで、重さ1・6トン。荷台には16枚が平積みされ、うち14枚が崩れた。
 トレーラーは犬が飛び出した直後に急停止したのが目撃され、現場に犬の死骸があったことから、石崎さんが犬を避けようと急ブレーキをかけた可能性があるとみている。
 また、鉄板を荷台に固定した鉄製ワイヤが切断されており、同署は鉄板の固定の仕方が適切だったかどうかを調べる。
 2人は茨城県鉾田市の運送会社の社員で、同県常陸大宮市から同県鉾田市に鉄板を運搬中だった。
(2007年1月5日20時41分  読売新聞)


事故後の運転席の状況は想像したくないですね。

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