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2007年2月28日 (水)

ヤマハのヘリ

SFとか近未来小説とかで、国家を超えた企業複合体というものを描いたりしているものを見かける。
まあ簡単に言えば、自らが属する国のためではなく、自らが所属する会社に重きを置く、とでも言おうか。もっとわかりやすく言えば、国の存亡よりも、会社の利益が大事だもん、と。

……で、ヤマハはどうなんですか?
日本がどうなろうと、ラジコンヘリの売り上げで会社がうるおえば、ノープロブレムと?
私が無線通信機の会社にいた頃は、まだCOCOMがあって、けっこう手続きがやっかいだったんだけどねえ。マイクロ・コンピュータのチップ、高速のPLL・ICなどを使った機器なんざ、特にうるさくてねー。
今、そのあたりはどうなってるんですか?
貿易黒字になれば、政府としてもOKなのですか?
共産圏だろうが、社会主義国だろうが、売れればよろしいのでしようか?
その結果、めぐりめぐって自国を脅かす兵器となっても?
国家反逆罪って、ありましたっけ?
もしあるのなら、ヤマハに適用してもおかしくないと思うけど。
少なくとも、売国奴の名はまぬがれないでしょう。
売国奴で思い出したけど、中国のクーニャンに鼻を伸ばして情報を漏らした自衛隊員もいたっけか。

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2007年2月24日 (土)

【-4】ともぐい

文章技術 -6 体験談希少度 +2 合計点【-4】

そこそこ書ける力のある人が、意識的にこういう文章にしている可能性はぬぐいきれない。それにしても、この題材にこの表現方法はどうかと思われるので、効果的な文章で書けていないという点で、最低点を付けた。
とにかく、このネタにこの書き方はいただけない。
すなおに受け取るならば、体験者=執筆者なのだろうが、その場ではどんなにパニクったとしても、文章化する時点で、もう少し冷静になってもらいたい。
ややこしい表現になるが、「パニクっている自分を、冷静に描写」してほしい。
すでに多くの方が指摘されているが、文章そのものがパニクっていてはいけない。読者はドン引きになる。
ひとつ念を押しておくなら、こういう表現が絶対いけないというわけではない。一人称表現で語り手自身がパニクる表現も、もちろんあり得る。それで面白さが出る場合もあろう。
ただ、実話怪談を語る場合にこの表現が適しているとは、どうしても思えない。

体験談希少度に関しては、なかなかのものだと思う。
普通の人がこんな体験をしたら、トラウマ必至だろう。
それだけに、この幼稚な文体が惜しい。

いずれ「超-1」終了の暁には、この方が他にどんな話を投稿されたかわかるだろう。それがわかれば、この方の真の実力がはっきりすると思う。それを早く知りたい気もするが、それはまた別の話だ。

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070203084706

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2007年2月23日 (金)

洋介犬さんのインタビュー記事からいらした皆様へ

大のお気に入りで、相互にリンクもしていただいている怪談漫画ブログ「誘怪犯」の管理人であるうえやま洋介犬さんが、先日、アメーバのインタビューを受けられ、自身の漫画やホラーについて語っていらっしゃいます。
ふむふむ、と読み進み、最後の設問「おすすめブログ」のところで、「超」怖い話で著名な平山夢明氏、加藤一氏のブログ、ホラーや怪談関係の編集で名を知られている東雅夫氏のブログが紹介されていました。
ここまではよしとしましょう。
その後に載っているブログが、私の「ささいな恐怖のささいな裏側」。
落差が激しすぎやしませんか。
もしかしてこれは、ある種のいじめですか。
これからは、うっかりしたことも書けなくなるじゃないですか。
うかつに、裏風俗ネタなんて、書けないじゃないですか。

ブログの方は「ささいな恐怖」のネタ説明的なことが多いので、「ささいな恐怖」の方もよろしくお願いします。<(_ _)>
(……って、結局宣伝かい)

洋介犬さん、ご紹介ありがとうございました。

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誤読

例によってふらふらとネットをさまよっていて見つけた書き込みの一部に引っかかった。

「日頃、犬ザルの仲でも緊急事態は別。」

何が誤読か、わかります?
おそらく、「犬猿の仲(けんえんのなか)」が読めなかったか、間違って覚えたかなんだろうなと。
問題は、これをやらかしたのが50を過ぎたおっさんだということ。
小学生とかじゃないんですよねえ。いや、小学生でも、読書が好きな子なら、この程度は知っているでしょう。

ネット上で公開されている文章、変換ミスならしばしばあることだし、ありがちなことと見過ごしてもらえるだろうけれど、こういうミスは自分の無知をさらすだけだから、注意が必要だな。
くどいようだけど、50を過ぎたおっさんです。
「犬ザルの仲」……

ゆとり教育世代じゃないよねえ。(笑

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2007年2月21日 (水)

ムーディ勝山と角惇一

シュールなムード歌謡で人気上昇中のムーディ勝山。今日のちちんぷいぷいのゲストが彼だった。
司会の角惇一が彼を知らないのはまあ仕方ないとして、あの芸は理解できないだろうなと思っていたら、案の定。(笑
あの年代ではありがちなんだろうけど、「ナンセンス」なものに対して、どうしても意味を求めようとする。
ムーディ勝山の芸で言えば、あの「何かが 何かが 右からやってくる♪」「僕は それを 左へ受け流す~♪」というの、右翼とか左翼とかという風に受け取ろうとしていたみたい。(笑
これに限らず、ナンセンスギャグというのは、意味を見いだそうとする者を笑ったりもするし。

だからといって、同じナンセンス系でも猫ひろしは全く面白いとも思えないわけで。

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「てのひら怪談」増刷決定

私も末席を汚させていただいている怪談集「てのひら怪談」、あちらこちらの書店で平積みされているのを見、けっこう大きな新聞広告を見るに付け、ポプラ社力を入れてるなあと思ったものですが、本日編集の斉藤様からメールによるお知らせが届き、増刷が決定したそうです。

めでたやな♪

増刷がかかったということは、とりあえずはある程度売れていると思っていいんでしょうね。この調子で、息の長い本になってくれるといいな、と思います。
また、そうなっておかしくないと、身びいきではなく思います。

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2007年2月19日 (月)

全自動洗浄トイレのCM

「バカリズム」というピン芸人をご存じでしょうか。
フリップに描かれたイラストをめくりながら、
「**しーの」
「**りーの」
「**しーの」
「とつぎーの」
などというギャグ。

あれを見ていてふと思ったんだけど、松下の全自動洗浄トイレのCMに使えないものか。

「朝起きーの」
「顔洗いーの」
「朝食食べーの」
「トイレ行きーの」
「アラウーノ」

だめ?

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エイボンの書

「クトゥルー神話事典」をパラパラと見ていたら、「エイボンの書」というのが目にとまり、「ほほー」と思った。
クトゥルー神話譚で登場するエイボンの書については知らないのだけれど、エイボンの書は、あのルチオ・フルチの最高傑作「ビヨンド」に登場するのだ。
映画「ビヨンド」においてはエイボンの書は怪異のきっかけのようなもので、ストーリーはクトゥルー神話とはなんの関係もない。
ただ、こんなところにもラブクラフトの影響があるのだなあと、妙な感心をした次第。

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リドル・ストーリー

「リドル」とは、「謎」のこと。
古典と言っていい有名なリドル・ストーリーは、「女か虎か」。
ストーリーは、ここでは記しません。
タイトルで検索してみて下さい。
要するに、考えれば考えるほど、どちらかわからなくなる話のこと。
小松左京氏は、これはリドル・ストーリーというよりも、タイトルをパロったのでしょうが、「紙か髪か」という話などもありますね。
「朦朧法」と似ていますが、少し違います。

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2007年2月18日 (日)

監督で選ぶか、作品で選ぶか その2

雑誌「ダ・ヴィンチ」でしたか、近々公開される映画「エクステ」について、監督を交えて対談(だったか鼎談だったか)が行われていました。
髪の毛とかエクステをモチーフにしたホラー……ということらしく、なかなか怖そうで、面白そう、と思ったものでした。
これを読んだ時点で、監督のことをよく知らなかったのです。
その後、あれこれと「エクステ」についての情報が集まるにつれ、この映画の監督が「自殺サークル」の監督だと知りました。
「自殺サークル」は、冒頭の女子高校生の集団飛び込み自殺シーンこそ度肝を抜かれましたが、あってなきがごときストーリーが進むにつれ、結局は「ふいんき(なぜか変換出来なry)」だけで作られた映画なのだと判断するに至りました。
その監督が撮った、「エクステ」。
新聞での紹介文を読む限り、怖がらせることに重点を置いた造りではないようです。
大杉漣演じる登場人物が、多少コメディリリーフ的な要素もあるようなのですね。おそらくは、過剰な演技で、観客が笑ってしまう、というようなものだろうと思うのですが。
なんと言いますか、サブカルチャー寄りの方が映画を撮ると、微妙にずれた作品になることが多いような気がします。
ホラー映画の手法で、別の何かを表現しようとする前に、直球ど真ん中のホラー映画を撮ってみてはどうか、と思ったりもします。それができないから、あれやこれやとサブカル的な要素を盛り込むのかな? などと勘ぐったり。

映画「エクステ」、栗山千明嬢のファンではありますが、たぶん映画館には行かないでしょう。私が求めるホラー映画ではないと思います。

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監督で選ぶか、作品で選ぶか

「インデペンデンス・デイ」──「宇宙戦争」をモチーフにした侵略テーマのSF映画であります。
封切り前から話題になっていましたが、結局映画館では見ませんでした。
かなり経ってから、たまたまテレビで放映されていたものだったか、レンタル・ビデオだったかで見て、「あれ。批判されていたけど、結構面白いじゃないの」と思い、後日LDを購入。さらに最近、安価版DVDを買いました。
荒唐無稽ではあるけれど、それなりにドキドキハラハラするし、楽しめるし、映画としては上出来だよね。
……と思っていました。
いえ、今もその意見は変わっていませんが、LDを購入してその監督名を見た時、愕然としました。
ローランド・エメリッヒ?
あの「スターゲイト」を撮ったローランド・エメリッヒ?
びっくりしました。
最初に監督名を知っていたら、LDもDVDも買わず、そもそも見ようとも思わなかったかも知れません。
これは、映画が面白くて、あとで監督名を知って驚いた例。
逆のパターンでは、「あの監督作品だから、面白いだろう」という期待で客が集まる事例がありますね。
あるいは、面白そうなテーマ(あるいは作品のモチーフ)だけど、監督が**だから、どうせぱっとしないんじゃね? という場合も、当然あります。

それは次項にて。

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2007年2月17日 (土)

携帯小説

携帯小説って、どうなんでしよう……携帯で発表された小説が賞を取ったりしている昨今、こんな事を言っている時点で、すでに時代からは置いていかれている気もしますが、でも、どうなんでしょうね。
実際、読者は多いのですか?
いえね、うちのサイトに来られる方を解析していると、たまに携帯からアクセスしていただいている方がいらっしゃるのですよ。
ただ、うちのサイトは携帯での閲覧を考慮していないものですから、見づらいだろうと思うのです。実際、自分の携帯からアクセスしてみたけど、見る気をなくした。(笑

もしそれなりに需要があるのならば、うちのサイトでも携帯用のページを作ってみてもいいかな、と前々から考えてはいるのですが。
画像に仕掛けのあるものや、画像そのもので構成された話は除外し、文字ベースの話を携帯上で読めるようにすることになるだろうと。

携帯で小説を読んでいる方、いらっしゃいます?

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てのひら怪談編集秘話

ビーケーワンのサイトにて、てのひら怪談編集秘話が掲載されている。
対談しているのは、編者としてさまざまな無理難題、もとい、アイデアを出した東氏と、編集者として多くの掲載作品著者との連絡係や数え切れないほどの作業を担ったポプラ社の斉藤さん。

http://www.bk1.co.jp/contents/booklist/0702_teno1.asp

対談の中で「てのひら怪談」のネーミングについても語られているのだが、私は川端康成の「掌の小説」に引っかけたネーミングと思っていた。
斉藤さんの脳裏のどこかに、この小説のことがあったのか、全く浮かばず、偶然のたまものなのか、興味深いところではある。

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2007年2月16日 (金)

ドジ……

いきなり、トラックバック講評のやり方をミスりました。
バカです。
やはり、寝床に寝っ転がった状態でうだうだと書くものではありません。
超-1実行委員会の皆様、申しわけありませんでした。

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800字クトゥルー 沖縄海底遺跡

沖縄海底遺跡をご存じの方も多いのではないかと思います。
あれって、クトゥルーネタに使えませんか。
それとも、すでにそのネタはどなたかが書かれているでしょうか。

http://www.okinawainfo.net/iseki.htm

800字クトゥルーには、ちょい大ネタのような気がしますが。

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リンク

私本人の性格によるものか、ネット上で積極的にリンクをお願いすることはありません。当然、その逆のリンクしていただけることも、めったにありません。
それでも、「ささいな恐怖」のようなホラー話を長く続けていると、それなりに読んで下さる方も増えて、掲示板やチャットで話題になっていたり、知らぬ間にリンクを張っていただいていたりします。
ありがたいです。光栄なことだと思います。
かなり以前になりますが、「侮ログ」という人気サイトにリンクされまして、今も時々そこから来られる方がいらっしゃいます。
本日、「誘怪犯」という人気ブログからリンクを張っていただきました。私の方もリンクを張らせていただきました。
人気と内容では、私などまるで太刀打ちできません。それは本人が一番よくわかっております。
「誘怪犯」からこちらにいらした皆様。
そのあたり、どうぞよしなに。<(_ _)>

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わっ、びっくりしたっ!

例の800字クトゥルー。
本日、応募先からメールが届きました。
こういうネットによる応募で返信が返ってきたのは初めて。
びっくりしました。

****様

 このたびは〈史上最小のクトゥルー神話賞〉に御応募くださいまして、まことにありがとうございます。
 御応募いただいた「さびれた村からの便り」「公園の砂場」「猫屋敷」「安アパートの事件」「安アパートにて」は、確かに受領いたしました。
 選考経過・結果発表につきましては、応募期間終了後、幻妖ブックブログにて詳細をお知らせいたします。

 幻妖ブックブログ http://blog.bk1.co.jp/genyo/

 今後とも何卒よろしくお願い申しあげます。

 学研ブックス・エソテリカ編集部

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リライト部分

リライトにあたり、元作品には書かれていないことを書いた部分もあります。
その是非は、当然あるかと思います。

>もう十年以上昔、広尾くんが小学生の頃の話。

ラストで「懐かしそうに」とされているので、ある程度の年が経過しているのをはっきりさせた方がいいかと思い、書き加えました。
言うまでもなく、どれほどの年月が経過しているのかは、元作品では不明ですので、「十年以上前」というのは私の創作部分です。

>いたずら目的ではなかった。

深い意味はありませんが、広尾くんに悪意がなかったことを念を押しておいた方がいいかな、と。

>居間は、おばあさんがいた頃とほとんど変わっていなかったが、ただひとつだけ、違っていたことがあった。
>居間の中央にあるテーブルの上に、満々と水をたたえた水槽が置かれていた。

「ひとつだけ」という表現を前の文に付けました。
ほとんど変わっていなかった→ひとつだけ違っていた(何が?)→テーブルの上に水槽があった
という方が、読者の興味の流れとしては自然かと思いましたので。

>肘より先の腕が、水中でまるで踊るようにゆらゆらと漂っていた。

実は元の文章の「肘より先の腕が、水中でまるで踊るようにくるくると回っていた。」というのが、どういう風に回転しているのかわかりかねて、また、どういう風に回っていたとしても、それをどう表現したら読者にわかってもらえるか、うまい表現が思い浮かばず、逃げました。すみません。

>時間を忘れて腕に見入っていた広尾くんだったが、ふと、腕が変化していることに気づいた。

元の文章はこうです。

 広尾くんは、しばらくその光景に見とれていた。
 どれくらいの時間が過ぎただろう。
 突然、腕に急激な変化が現れた。

ちょっとくどいかな、と。これは文章のくせとか好みとか、そういうレベルですので、元が悪いというわけではありません。

>その後まもなく、その家は取り壊されてしまったので、あの水槽や腕がどうなったのかはわからない、と広尾くんは言う。

元作品にはなかった部分です。
あとで確認しようにも、確かめようがなくなったことをはっきりさせた方がいいかなと思いまして。

>「怖い話」を聴かせてくれと言ったのに、

これも元作品にはなかった部分。代わりに「目を細めて」という部分を削りました。後者は、ちょっと年寄り臭くないかなと思い。前者は、「懐かしそうに」というのが唐突に思えて。

作者の方、失礼いたしました。<(_ _)>

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070216114703

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【リライト】指輪

【リライト】指輪
 もう十年以上昔、広尾くんが小学生の頃の話。
 広尾くんの家の隣に、おばあさんが一人で住んでいた。
 温厚で上品なおばあさんで、遊んでいる広尾くんをよく家にあげては、お菓子などをくれてかわいがってくれた。
 おばあさんは、彼が小学五年生になったときに亡くなり、身寄りのない彼女の家は、そのまま空き家になった。
 ある日、広尾くんは空き家となったおばあさんの家に忍び込んだ。
 いたずら目的ではなかった。
 優しかったおばあさんと過ごした日々が忘れられなかったのだ。
 庭から居間に通じる小さな扉に鍵がかかってなかったので、広尾くんはそこから侵入した。
 居間は、おばあさんがいた頃とほとんど変わっていなかったが、ただひとつだけ、違っていたことがあった。
 居間の中央にあるテーブルの上に、満々と水をたたえた水槽が置かれていた。
 おばあさんが生きていた頃は、こんなものを見たことはなかった。
 近づいてよく見てみると、水槽の底に銀色の指輪が一つ、沈んでいた。
 指輪には何か文字が書かれていたが、外国語だったので広尾くんには読むことが出来ない。
 彼はしばらく指輪を見つめていたが、その日はそのまま帰ることにした。

 数日後、広尾くんは水槽に沈んだ指輪が気になって、再びおばあさんの家に忍び込んだ。
 居間の上のテーブルには、まだ水槽があった。
 そして水槽を見た広尾くんは息をのんだ。
 水槽の中に腕が入っていた。
 肘より先の腕が、水中でまるで踊るようにゆらゆらと漂っていた。
 最初は怖がっていた広尾くんだが、そのうち好奇心が勝り、近づいて腕を観察することにした。
 腕は左手で、ほっそりとした指と爪にマニュキュアが塗ってあるところから、女性のもののように見えた。
 そして薬指には、前回見た銀色の指輪がはめてあった。
 腕はまるで楽しんでいるかのように水中を舞い続けている。
 時間を忘れて腕に見入っていた広尾くんだったが、ふと、腕が変化していることに気づいた。
 どんどん色が黒く変色していき、肌が皺くちゃになっていく。
 それでも腕は舞い続ける。
 腕からしみ出る体液で水が濁っていく。
 そして最後には肉がほとんど溶け落ち、最初とは比べ物にならない程、醜く汚い姿になってしまった。
 ほとんど骨だけになった指から指輪が外れ、水槽の底に落ちた。
 同時に、腕も力尽きたように底に沈んで動かなくなった。
 広尾くんはそこで初めて怖くなって、家から逃げ出した。
 その後まもなく、その家は取り壊されてしまったので、あの水槽や腕がどうなったのかはわからない、と広尾くんは言う。

 「おばあさんが銀の指輪をしてた覚えはないから、あの手は彼女のものではないと思うんだけど……」

 「怖い話」を聴かせてくれと言ったのに、広尾君はなぜか懐かしそうに言った。

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070216114703

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【+5】指輪

今回、講評は遠慮させていただこうかと思っていたのですが、しっくりと自分になじんだ話だったので、講評させていただくことにしました。
ご了承お願いします。

文章技術 +2 体験談希少度 +3 合計点【+5】

すんなりと読めました。
おばあさんは好人物として語られているので、腕とのかかわりなどが非常に気になるところですが、そこが語られていないのは、成功だと思います。
下手に語ってしまうと、この気味悪さは失せてしまうでしょう。

いくつか、表現でこうした方がいいんじゃないかなと思う点があり、ご批判を承知で、リライトさせていただきました。
私の読解力不足によるものもあるかと思いますので、失礼はお許し下さいませ。
また、なぜその部分を書き換えたかというのを、別記事に載せますので、ご参考まで。

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070216114703

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2007年2月15日 (木)

800字クトゥルーのモチーフ

「クトゥルー 800」なんていう語句で検索すると、例の800字クトゥルー神話の話題が、けっこうヒットします。
やはりそれなりに話題になっているようです。
私の方は、あれ以降これといったネタが浮かばなく、投稿しておりません。
そこで、これまで投稿した話に使用したクトゥルーに関するモチーフをご紹介。

人嫌いで変わり者の人物←基本的には、こいつが何かやらかしたことを示唆。
大量の魔術やオカルト関係の書籍←これらを参考に、忌まわしきものを召喚。
日本語とは思えない念仏←実は召喚のための呪文。
耐え難い悪臭←忌まわしきものの存在を示唆。お約束。
ぬらぬらとした粘液←忌まわしきものの存在を示唆。お約束。
タコみたいな足の生き物←忌まわしきものの形状を描写。お約束。
秘祭←邪悪なものの召喚。
環状列石←秘祭の場。お約束。

こんなところでしょうか。
書いてる人、がんがれー。

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ん。クトゥルーと言えば。

突然思い出した。
小説とか映画絡みでしか考えていなかったから忘れていたけど、もう大昔、バイクに燃えていた頃、自分でいじったカスタムマシン(VT-250ベース。マフラーを集合に。バックステップ。フルカウル。シングル・シート。セパレート・ハンドル。全塗装。)の名前を「クトゥルフ」にしようかどうしようかと悩んだりしたんだった。
悩んだけれど、自分で苦労して組み上げたカスタムマシンに「クトゥルフ」なんつーおどろおどろしい名前を付けるのはさすがに抵抗があって、結局、ギリシャ神話の女神の名前、「アフロディーテ」にしたんだった。

つまらないことだけど、クトゥルー関係の、ささやかな思い出。(笑

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2007年2月14日 (水)

世界最速のインディアン

以下、映画評とは言えないかと。絶賛しますので。

感動物の映画にありがちなパターンって、あるでしょう?
困難、幾多の妨害、それらに果敢に立ち向かい、ついに勝利する主人公。
そういうのが、ないんですよ、この映画。
もちろん、あれやこれやとトラブルは起こります。
起こるんだけど、いい方向へいい方向へと動くんですよ。
それは、主人公がラッキーだからというわけではなくて、主人公の人柄が招いているんやね。
悪人、ただの一人も登場しません。
なのに、なんのいやみもなく、見れてしまう。
別の映画だったら確実に主人公に意地悪するような人物、主人公に出会った当初は「なんだ? このじいさん」という対応なんだけど、いつの間にか、「しょーがねーな、このじいさんわ」という感じで、苦笑いしつつ、主人公の力になる。(「わ」は誤字に非ず)
トラブル→解決のエピソードは、いずれも短い。
もっと見たいなと思わせてそれで切るのも、演出か。
個々のエピソードは、ふくらませようと思えば、いくらでもふくらませることができると思う。やったらテレビ東京の時代劇スペシャルになってしまうけど。(笑

主人公が出発する日にせんべつを渡す暴走族、かっこいい。
モーテルのゲイの姉ちゃん、キュート。
当初はにべもなく参加拒否していたレース係員、「おい、このじいさんすげえぜ」と見直して、参加決定させる。男だ。
ニュージーランドに帰国すると、いつも苦情を言っていた隣のダンナ、主人公の庭の雑草をきれいに刈り取っている。いい人じゃん。
みんなみんな、いい人なのだ。
良き隣人、良きアメリカン。
甘甘の物語には違いないんだけど、たまにはこんな映画もいいじゃないですか。

ああ、ひとつ書き漏らし。
主人公、ドラマ開始早々に狭心症と診断され、ニトロを処方されます。
ドラマの中で数回狭心症の発作を起こし、ニトロを服用するシーンが出ます。
もうね、死亡フラグ立ちまくり。(笑
……でもね、ネタバレするけど、死なないの。そこがいい。(いや、実話を元にした映画だから、死ぬはずはないんだけどね)

ああ。
久しぶりに、いい映画を見ましたよ。
紹介してくれたかずさんに大感謝。
DVDが出たら、もちろん買います。

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だめだ、我慢できない

いえ、愚痴だの文句だのではなくて。
少し前に、夕方ぐらいにやっているワイドショーで、アンソニー・ホプキンス主演の「世界最速のインディアン」という映画の紹介をやっていて。
その番組では、映画の内容よりも、アンソニー・ホプキンスが好人物を演じるということに焦点を当てて紹介していた。
確かにそれにも興味を引かれたが、バイクの映画ということに、大いにそそられた。
もう体力的にバイクには乗りにくくなってしまったが、ひと頃は自分でいじり倒し、大枚はたいてレーシングマシン仕様(外観のみw)に改造した私。
面白そうな映画だし、機会があれば見に行こうかな、と思っていた。
その背中を押してくれたのは、「はにゃーんすたいる」というブログを主催されているかずさん。

http://ameblo.jp/hanyaanstyle/entry-10025324349.html

ご自身の記事で、この映画を絶賛されていた。
「そ、そんなに良かったすか」
その絶賛ぶりに圧倒され、それでは見てみよう、と。出不精の私が、珍しく出かけました。
……で、見ました。
良かったー。
映画の感想は、次項にて。

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出てきた食材/料理

「ささいな恐怖」に登場した料理とか食材とか。
書き出してみると、意外に少ない。
もっとあると思っていたんだけどな。

フローズン・ヨーグルト
ムカゴご飯
「もってのほか」のおひたし
芋煮
かき氷
甘味堂のおまんじゅう
シェイク
ポテト





……ニンゲン

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2007年2月11日 (日)

語句の意味

超-1の採点において、誤字脱字は減点対象にはならないとのこと。これは前回でも同様であった。
誤字脱字はあとで修正可能だから、というのがその理由。
正直なところ、これには首をかしげている。
確かに、どんなに何度も見直しても、見逃すことはある。
しかし、ちょっとこれはひどすぎるだろうと思えるほどに誤字脱字があるというのは、全く推敲していないと判断されても仕方ないのではないか。
自作品も講評する義務がある超-1、客観的な視点で自作品を見なければならないのなら、投稿前にもその視点で見てしかるべきではなかろうか?

もうひとつ。
これは、誤字脱字ではなく、語句の使い方に疑問がある場合。
すでにコメントでも指摘されているようだが、「嬌声」という語句に首をかしげる。
他に、「おくゆかしい味」というのもあった。
「おくゆかしい」というのは、味に対する表現だったっけ?

ちなみに、辞書ではこうなる。

嬌声
きょう‐せい【嬌声】 ケウ‥
(女の)なまめかしい声。

おくゆかしい
おく‐ゆかし・い【奥床しい】
〔形〕(文)おくゆか・し(シク)
(「奥行かし」の意)
(1)知りたい。見たい。聞きたい。源氏物語(橋姫)
「あはれにおぼつかなく思しわたる事の筋を聞ゆれば、いと―・しけれど」
(2)奥深くて慕わしい。深い心づかいがあって引きつけられる。
源氏物語(末摘花)「ざれくつがへる今やうのよしばみよりはこよなう―・しうおぼしわたるに」。「―・い人柄」

広辞苑 第五版 (C)1998,2004  株式会社岩波書店より

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2007年2月10日 (土)

地道に販促活動

「てのひら怪談」を平積みしている書店が、ちらほらと見かけられるようになってきた。
そこで、私も販売促進活動。
平積みされている左右にある本の上に、「てのひら怪談」を重ねて、置く。
商いは、小さな事からコツコツと。







……してませんって。(笑

http://d.hatena.ne.jp/mayflw/20070215

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2007年2月 9日 (金)

文の意味を知ること

「どこまで説明するか?」「頭の悪い読者」などで毒を吐いてしまったが、ある程度の人生経験を積まないと理解できない文章(あるいは描写)というのは、間違いなく、ある。
別に意識して朦朧法を使っていなくても、だ。

一例を挙げると、川端康成の「雪国」。
あの中で、主人公の男性が、芸者に「爪をつんできたよ」というくだりがある。
昔、どこかの本でこの部分が「きわめてエロティックである」と書かれていて、恥ずかしながら、当時は意味がわからなかった。
今だったら、よくわかる。そして、実行しております。のみならず、ていねいにヤスリがけなんかもしております。
男女の営みというものを知れば、自ずと理解できる描写だったのですな、あれは。

そういう意味で、自分が理解できないからと言って、「意味不明だ」などとはうかつに言っちゃいけませんな。
いえ、これは一般論で言っとるのですよ。自戒を込めて。

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2007年2月 7日 (水)

検索その2

その1はこちら ↓

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2006/11/post_fc0d.html

その後検索したワードは。

●「猫 中国語」「鬼 中国語」
発音を調べるために。言うまでもなく、「マオタイギ」のためです。

●「ビデオテープ プロ仕様」
詳しい規格は知らないのですが、プロで使うビデオカセットは民生機器とは違っていたはずだと。違うのはわかったのですが、現在のテレビ局がメインで使用しているテープがわからず、結果としてごまかしています。

●「チャーム」「根付け」
チャームというのは小さな飾りのことと記憶していたのですが、うろ覚えだったので、念のために。調べてわかったことですが、元来チャームは「魔除け」「御守り」の意味があったそうで、「願いがかなうアクセ」と微妙に合致して、「ほほう」と思ったものでした。

●「アルタ」「新宿駅」「カラオケボックス」
これは、語句の検索ではなく、地図で場所の確認。
アルタに行くには、新宿駅のどの出口が近いか、新宿周辺のカラオケボックスは、とか。

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さまざまな書き方を試す

えー、いまのところ超-1/2007の講評はしていませんが、作品は読んでいます。
読みながら思うことは、作品としての出来の善し悪しは別にして、各著者の方々は、いろいろな表現方法を考えた上で、その作品を投稿したのだろうか? ということ。

今回の超-1が開催される前に、新著者のトレーニングとして、「自主トレ」が発表されていたけど、あれ、どれぐらいの方が読んでいたんだろう。
トラックバックやコメントの少なさからして、あまり注目されていなかったようなのだが、あれ、ものすごく勉強になると思うんだけど。
同じ「ネタ」でも、これだけのバリエーションが可能なのかということ、どの部分に重心を置くかということ、怖さメインで行くか、滑稽さメインで行くか、などなど。
文体も含め、どういう風にすればネタをもっとも効果的に表現できるか、これほどの教材はないと思う。
今からでも遅くない。投稿を考えている人は、新著者の自主トレを読んで、いろいろな書き方にトライしてみて、投稿してほしい。

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2007年2月 6日 (火)

やはり愛しいものだなあ

本日、「てのひら怪談」の見本誌が届きました。
いそいそと、自分の話のページを開くと、ちゃんと載っています。
ゲラ校正した部分も、修正されています。
他の方の話も当然読みますが、自分のページだけ何度も読んだりしそうですね。
事実、以前出版に関わった「この温泉が好きだ!」がそうでしたから。(笑

取り急ぎ、ポプラ社の斉藤様には、御礼のメールをお送りしました。

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2007年2月 5日 (月)

青テント撤去

ちょうど今報道中なんだけど、大阪長居公園内のホームレスのテントが行政代執行で撤去された。
ぶっちゃけた話、地元住民としては、迷惑もいいところなのだ。
ホームレスたちや支援者は「住む権利がある」などと言っているが、アホか。
そこは公共の場所だろうが。

……とはいうものの、だ。
何もこのクソ寒い時期じゃなくてもなあ、という思いもある。
もちろん、これまでに何度も立ち退き勧告なんかしたりして、この時期になったということなんだろうけどなあ。
複雑ではある。

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2007年2月 4日 (日)

超-1 2007始まる

ついに今年も始まりました。
今回は2006大会のレギュレーションからかなり変更されました。
講評の点数がかなり細かくなったり、投稿作品の最低投稿数が1点となったり、郵送投稿はNGとなったり、さまざま。
前回の戦いをくぐり抜けて、あるいはその戦いぶりを目にしてか、今回は初っぱなからなかなかのレベルだと思います。
少なくとも、単なる自然現象を書いて「実話怪談」と称しているようなものはない。(あくまで今のところ)

ところで講評ですが、悩んでおります。
現在のプライベートの状況から鑑みて、講評コンプリートは無理のような気がします。コンプリートしたいのは山々なんだけど。
そこで、特にいい作品、特に問題のある作品のみに絞って講評しようかなあ、と。
この方法ですと、これといって印象のない作品は講評しないことになってしまいますが、今回の審査方法に従う限り、「ひと言講評」はできませんので、ある程度は仕方ないかもしれません。

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なんとなく違和感

今、たまたまネットニュースの記事で見かけたんだけども。

全国の公立図書館の書籍検索システムで、文献を関連事項で分類する項目名「件名」欄に、ハンセン病の旧名で差別的表現とされる「癩(らい)」が使われていることが分かった。利用者からの指摘で先月、日本図書館協会(東京都)が各地の図書館に連絡、修正が進められている。

一部の引用だけど、いまだに「らい」で検索してヒットするのがいけない、ということなのかなあ。今ひとつ意図不明なんだけどねえ。
現在、「らい病」は「ハンセン氏病」と言い改めるようになっている。
ほとんどの人はすでに知っているとは思うが、もし「らい病」という病名しか知らず、現在の状況をネット上で調べようとして「らい病」というキーワードで検索したら、何もヒットしなくなるのだろうか?
記事は図書館の検索システムについて書いているんだけど、この流れで行けば、ネット上でもそうしろなんていうことになりかねないのではないだろうか。
それはそれで、ヤバいんじゃないだろうか。

2007/2/5 付記
ちょっと言葉足らずかもと思い、補足。
たとえば公の場やテレビ/ラジオ放送などで「らい病」というのは問題だろうけど、図書館なんだから、学術的にもその言葉で検索する必要もあるんじゃないだろうか。

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信貴山

今、信貴山にはまっています。
奈良県/生駒にあるお寺で、正確には「信貴山 朝護孫子寺」と言います。
特別な御利益があるというわけではありませんが、我が家からは交通の便がよくて行きやすいので、ちょくちょく出かけています。
ここが好きな理由の一つは、本堂地下に「戒壇めぐり」があること。
京都の清水寺や長野の善光寺などにもありますが、あの、真の闇の中を手探りで進むドキドキ感が、妙に好きで。

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クトゥルーネタをあれこれ考える

とりあえず、800字クトゥルーは現時点までで5編送りました。
あと、何かいいネタが浮かべばまた書きますが、こんなものではないかと思っております。

で、ですね。
何かひとひねりしたクトゥルーものはできないかと考えたりしたわけです。
まず考えたのは、「八岐大蛇」。
ビジュアルからして、クトゥルー系っぽいですし。
しかしながら、八岐大蛇が登場するのは、日本神話。
神話が二つ重なっちゃいかんだろう。と。

もうひとつは浮世絵で。舞台は江戸時代ということになりますね。
「北斎漫画」という作品があります。(スケッチ集らしいです)
その中に、「海女と大蛸」という絵があるのですが、これを使えないかと。
北斎は「大蛸」としていたが、実はそれは外宇宙から来た邪悪な生き物ではないかと。
で検索してみましたら、件の絵はもろに春画。(笑
蛸自身も思いっきり擬人化表現されていますし、だめだな、と。
「北斎漫画 海女と大蛸」で検索すると、ヒットします。

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2007年2月 3日 (土)

朦朧(もうろう)法

昨年10月の記事で、こんなのを書きました。

「どこまで説明するか?」
http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2006/10/post_9eca.html

この中で、朦朧法のことについて何も書いていないのは不親切だったかなと今さらながら思い、ウィキペディアからの引用を掲載いたします。
以前、小説ではなくマンガでこの手法を使ったら、「結局最後どうなったの?」と訊かれました。_| ̄|○


朦朧法 (もうろうほう) は怪奇文学の表現手法の一つ。

怪異についてはっきりとした描写をせず、曖昧な描写や暗示や仄めかしを積み重ねることによって、読者一人一人が思い思いの恐怖のなかに落ち込んでいくことを狙った手法。これを愛用した作家としては、ヘンリー・ジェイムズ、ウォルター・デ・ラ・メアが有名。

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さざえ堂

ご存じの方も多いかと思う。
「不思議スポット99」(タイトルうろ覚え)という文庫本や、高橋克彦氏の短編にも登場したことがある。
もっとも有名なのは、福島県/会津若松にあるさざえ堂だろうか。
すぐそばには、白虎隊ゆかりの地、飯森山がある。
さざえ堂に入ってみた方はご存じだろうが、基本的にさざえ堂は内部に二重らせん構造の階段を有し、登りと下りのルートが異なる。
これが作られた当時は、内部に仏像や仏画を飾り、それらを拝観しながら歩く、という物だったらしい。いわば当時のアミューズメントパークだろうか。
会津若松のさざえ堂には、2度ほど行ったことがある。
1度行けば構造はわかるし、そう何度も行くほどの物ではないが。

さて。
今日大阪天王寺にある四天王寺に行ってきたのだが、そこの中央伽藍内の五重塔が、なんと二重らせん構造のさざえ堂であった。
ただ、内部の階段は鉄製で、建立当時からこの構造の階段であったかどうかはわからない。(たぶん違うだろうな)
とは言え、登りと下りの階段が違う二重らせん構造には違いないので。
なんの予備知識もなく入ったので、少々驚いた。

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2007年2月 2日 (金)

トイザらスでまたもや/企業のモラルその2

以前の記事はこれ ↓

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2007/01/post_155e.html

「トイザらス」おもちゃから環境ホルモン検出、回収へ

 おもちゃ販売大手「日本トイザらス」(川崎市)が販売した塩化ビニール製のおもちゃから、食品衛生法で使用が禁じられている「フタル酸ビス」が検出されたことが、1日わかった。
 フタル酸ビスは環境ホルモンの一種とされ、なめたりすると、将来的に生殖機能などに影響が出る可能性もあり、同社は川崎市の指示で回収を決めた。
 問題のおもちゃは「JUST LIKE HOME フルーツセット」。中国から2万520個を輸入し、1月30日までに全国で1万6768個を販売した。
 フタル酸ビスはプラスチックなどを柔らかくするために使われるが、おもちゃへの使用は2003年8月から禁止された。大阪府堺市が、抜き取り検査でフタル酸ビスを検出、川崎市に連絡していた。



トイザらスを責められない。
むしろ、迅速な対応と称えるべきだろう。
にしても、やはり例によって中国製品だ。
いいかげん、中国製品に頼るのはやめたらどうか。
中国製品なんざ、どんなものだって信用できないんだから。
このままではまずいとか思わないのかな?
中国製品の「安さ」だけが頼りの、どこかの映像・音響機器製造会社さんは。
知らねーぞ。

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800字クトゥルー、さらに♪

東氏のブログ記事「クトゥルー通信」において、「ネタが小ネタだ」(意訳)とのことなので、がんばってすこーしだけスケールの大きな話を書いてみました。
とりあえず、村落一つを壊滅させました。
クトゥルー譚としての小道具は、今回、あまりないです。
「耐え難い悪臭」も「のたうつ触手」もない。
これじゃクトゥルー神話にならんぞとあせったが、ひとつ、ありました。
環状列石。
これを書けばクトゥルー譚として成立すると思っとるのかとご批判を受けそうですが。(笑

もうすこし寝かせた上で推敲して、送ります。

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