リライトにあたり、元作品には書かれていないことを書いた部分もあります。
その是非は、当然あるかと思います。
>もう十年以上昔、広尾くんが小学生の頃の話。
ラストで「懐かしそうに」とされているので、ある程度の年が経過しているのをはっきりさせた方がいいかと思い、書き加えました。
言うまでもなく、どれほどの年月が経過しているのかは、元作品では不明ですので、「十年以上前」というのは私の創作部分です。
>いたずら目的ではなかった。
深い意味はありませんが、広尾くんに悪意がなかったことを念を押しておいた方がいいかな、と。
>居間は、おばあさんがいた頃とほとんど変わっていなかったが、ただひとつだけ、違っていたことがあった。
>居間の中央にあるテーブルの上に、満々と水をたたえた水槽が置かれていた。
「ひとつだけ」という表現を前の文に付けました。
ほとんど変わっていなかった→ひとつだけ違っていた(何が?)→テーブルの上に水槽があった
という方が、読者の興味の流れとしては自然かと思いましたので。
>肘より先の腕が、水中でまるで踊るようにゆらゆらと漂っていた。
実は元の文章の「肘より先の腕が、水中でまるで踊るようにくるくると回っていた。」というのが、どういう風に回転しているのかわかりかねて、また、どういう風に回っていたとしても、それをどう表現したら読者にわかってもらえるか、うまい表現が思い浮かばず、逃げました。すみません。
>時間を忘れて腕に見入っていた広尾くんだったが、ふと、腕が変化していることに気づいた。
元の文章はこうです。
広尾くんは、しばらくその光景に見とれていた。
どれくらいの時間が過ぎただろう。
突然、腕に急激な変化が現れた。
ちょっとくどいかな、と。これは文章のくせとか好みとか、そういうレベルですので、元が悪いというわけではありません。
>その後まもなく、その家は取り壊されてしまったので、あの水槽や腕がどうなったのかはわからない、と広尾くんは言う。
元作品にはなかった部分です。
あとで確認しようにも、確かめようがなくなったことをはっきりさせた方がいいかなと思いまして。
>「怖い話」を聴かせてくれと言ったのに、
これも元作品にはなかった部分。代わりに「目を細めて」という部分を削りました。後者は、ちょっと年寄り臭くないかなと思い。前者は、「懐かしそうに」というのが唐突に思えて。
作者の方、失礼いたしました。<(_ _)>
http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070216114703
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