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2007年5月31日 (木)

【+5】袖引き

文章技術 +3 体験談希少度 +2 合計点【+5】
まずおわび。体験談希少度も、限りなく+3に近いです。
ただ、ラストになって合計点+6をまき散らすのもどうかと思って。すみません。

「黒い家」のホラー版? いや、あっちもホラー小説だから、「超」怖い話版「黒い家」というところでしょうか。
くたくだしい描写もなく、しかし読み応えはたっぷり。
読後の重苦しさは相当なもの。
怪異が物足りないという意見もあるようです。しかし、先に「これは『怪談』ではない」に書いたように、目に見えるような怪異が怪談のすべてではないでしょう?
先方の家族皆、どこかしら壊れているように思える不気味さ。
これは絶対何かあるなと思わせてから、この家の因果を彼に語らせる構成の妙。
みごとです。
ラストで登場するおばさんは、まさにデウス・エクス・マキナ。
おばさんに一方的に話させて、そのときの彼女の反応が書かれていないのもいい。
おばさんが霊能者だとか、そういうとって付けたような説明がないのもいい。

いや~な雰囲気で構成された怪談の見本のようなお話し。

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070312051832

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セコム テレビCMの内容変更へ

大手警備会社のセコムは、放映中のテレビCMを中止し、6月1日から別の内容のものと差し替えることを決めた。
放映を中止するのは、子どもや女性が携帯機器のボタンを押せば、セコムが現場に急行する「ココセコム」のCM。道行く人や電柱で作業中の人が突然、猛獣などに変身する内容で、「ごく普通の人が犯罪者になりうることを比ゆ的に表現した」という。
しかし同社は、このCMが、電設工事などに携わる人たちに不快な思いをさせたと判断し、中止を決めた。内容を一部手直しし、改めて放送するという。
(毎日新聞 - 05月31日 00:31)

さもありなん。(笑
初見のとき、「まずくないかなあ」と危惧したが、やっぱりな。
CM上の表現とはいえ、電信柱に昇って作業している人を犯罪予備軍呼ばわりはまずかろうて。
盲目的に人を信じるのも問題だけど、これはまずいっすよ。

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【+6】境涯

文章技術 +3 体験談希少度 +3 合計点【+6】
最後にこういう大作を読める至福。
これぞまさに「大トリ」と言って過言ではないでしょう。

ある程度の数の怪談を読んでいると、典型的なパターン怪談でなくても、「次はこうなるだろう」「こういうオチ(またはラスト)だろう」と考えるようになります。
創作で言えば、「これは夢オチ」「これは不条理系」「これはドッペルゲンガーもの」という風に。
ところが、この作品においては、このあたりでこうなるだろうという予想はことごとく裏切られました。それも、非常に意表をつく、しかもいい意味で。
最初は、仏間をちらっと見たときに女性の姿を見た、というところで終わるのだと思いました。→違った_| ̄|○
次に仏間で寝ることを命じられ、その夜、顔を切り刻まれたと思われる女性を見て、気を失う。というところで終わると思いました。→違った。_| ̄|○
ついには、いかに命じられたことを守らなかったとは言え、片目の視力を奪われてしまう。
おっそろしい話です。

これは、と感心したことをいくつか。

牡丹模様の着物と思ったのが、実は白い着物に血が飛び散ったものという描写。
なるほど。と思います。見間違えも、真相も、不自然さがない。
もしかすると、白い着物というのは白無垢だったのでしょうか? そう考えると、なおのこと怖くなる。
椀の中に、鯛の目玉が二つとも残っていた。
常には一つ食べていること、そして話者が片目を失明したこと、理不尽ではあるけれど、みごとに整合している。すばらしい。すばらしいけど、怖い。

今度は、ちょっとだけ気になったこと。

話の中の、最初の段落と最後の段落は、現在の咲子さん目線で語り、著者を目の前にして語っているように書かれていますね?
であれば、最初の段落も「さん」付けしたほうがいいんじゃないかな、と。
もうひとつ、膳の用意をするところで、「一対の箸」と表記されています。
これは、これでいいのでしょうか? 私もこの手の表記は不得手でよく知らないのですが、一膳の間違いということはないのでしょうか?

この手の「忌まわしい伝承」系の話はすっごく好きなので、どうしても高得点を付けてしまいます。

>それだけはお聞きにならない方がいいですよ――とやんわりと断られてしまった。

これはこの手の話の「お約束」ですが、よっぽどむごいことが過去にあったのだろうなと十分わかりますよね。
咲子さんが、出来事の理不尽さに怒ることもなく、ごく普通に受け入れている(らしい)こともまた、戦慄を誘います。

そうそう。
タイトルの単語の意味を知らなくて、調べてみました。
すばらしい。よく考えて付けられたタイトルと思います。
こう言ってしまうと他の作品の作者の方に怒られそうですが、今大会、無意味にこねくり回したタイトルはあっても、作品内容と合致する深いタイトルは、あまり見受けられませんでした。
著者同定が楽しみです。

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070526114435

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2007年5月30日 (水)

これは「怪談」ではない

講評を読んでいて、ふと思ったこと。
人様のことをあれこれ言える立場ではないけれど、講評されている方々の中に、怪談の定義を非常に狭義で設定されている人がいるような。

それはたとえば、幽霊に代表されるような心霊系の出来事が起きていないから、「東京伝説系」だとか、「怪談ではない」とか。

そのノリで言うなら、初期の「超」怖い話の「不動前からの脱出」とか、日本とは思えないような町に迷い込んだ話とか、あのあたりはすべてアウトになってしまいませんか。
もちろん、常に進化するのが「超」怖い話ですから、今頃初期の話を持ち出しても仕方ないのかも知れませんが、「心霊系とは言い切れない」というだけで点数の低い話があったりするので、どうなんだろうと。
「超」怖い話ではないけれど、「新耳袋」のエピソードで、家の下に出入り口のない地下室があって、その部屋の壁に「日の丸」が描かれていたという話。
あのエピソード、気味がわるくて大好きなんですけど、超-1/2007の講評の流れから行くと、この話も「東京伝説系」という判断がされてしまいそうな。
幽霊=「超」怖い話ではなく、奇妙な話も「超」怖い話のカテゴリーだと思うんですけどねえ。
ストレートな幽霊話の方が、好まれるんでしょうか。

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ドラえもん最終回/うわー、プロだったんですか

以前書いたこの記事 ↓

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2007/05/post_236e.html

今ニュースでやっていて、販売したことを謝罪した……と。
で、ニュースの内容を聞くと、作者は37歳で、プロの漫画家だったんですと。
うわー。
ドラえもんファンのアマチュアだと思っていたので、弁護めいたことを記事に書いたけど、プロがこういうことをやっちゃいかんでしょうよ。
それは、本人が一番わかっていることでしょう。
プロならば。
だめだよー。

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2007年5月29日 (火)

死者を鞭打て─松岡農林水産相の死に

ミステリー作家 鮎川哲也氏の作品ではなく。
「なんとか還元水」おじさんの死で政界はてんやわんや。

……にしても、「自らの潔白を証明するために」自殺したわけではないのは明白でしょう?
ならば、これでうやむやにするのは許されないでしょう。
死ねば許されるというのは、絶対に避けるべきだ。
ここはひとつ、野党には鬼になってもらいたい。

それにしても、なぜ阿部首相はああまでかばい続けたのだろう。
かばっているときの阿部首相の表情は、はっきり言って「死んでいた」もんなあ。
目が泳いでいたし。

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2007年5月28日 (月)

松岡農林水産相自殺?

ネットのニュースにて。

 28日午後0時29分、東京都港区赤坂2丁目の衆院議員赤坂宿舎1102号室の松岡利勝・農林水産相の自室で首をつっている男性がいる、と119通報があった。警視庁によると、男性は松岡農水相本人で、病院へ搬送したが、心肺停止状態という。

これ、例の「なんとか還元水」のおっさんだよね。
まー、なんというか、どこまでも往生際が悪いというか。
きっちりと自分の責任を取った上で死ぬなら死ねよと。
それとも何かねえ? 何か、言ってはいけないことがあったのかねえ。
阿部首相も、不自然なほどにこのおっさんをかばっていたしなあ。
阿部政権オワタ?

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2007年5月27日 (日)

ああ……_| ̄|○

次回のビーケーワンに備えてネタを練り始めておりまして、とりあえずひとつは固まったのですが、これがどう考えても先日の800字クトゥルー向きの話で。
もっと早くネタが固まっていれば、あっちに応募したのになあ。
今回はもう何点か考えてみよう。

しかし今回は、一人5編までという条件付きだとしても、すごい応募数になるんじゃなかろうか。

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2007年5月26日 (土)

ようやく告知できますっ!

もう。もう。
口につばが溜まりまくりでしたよ。
言いふらしたくて言いふらしたくて。

怪談漫画ブログで一部で有名な「誘怪犯」。
このたび、めでたく書籍化されることに相成りましたっ!

http://ameblo.jp/yohsuken/entry-10034751419.html

上記URLは著者のうえやま洋介犬氏の告知。
我がことのようにうれしいです。
いっぱい宣伝しますからね。
いっぱい購入して、知り合いに配りますからね。

おめでとうございます。

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どこかで読んだような……?

具体例はさけますが、実話怪談本を読んでいて、「この話、以前読んだことがあるような気がするけど?」と思うことがたまにあります。
(やっつけで作られた本では、そんな話ばかりだったりしますけどw)

初期の「超」怖い話で樋口氏が語られていましたか、「この話は俺が最初に見つけたんだぜ」って。
それが回り回って……ということも、ないことはないでしょうね。
ですから、手垢がついたような話を投稿したからと言って、責めるべきではないかも知れない。
実際、これが名も知れぬネット上の投稿サイトだったらモーマンタイでしょう。
でもねー。
やはり「超-1」でそれをやるのはいかがなものかと。
昨日今日実話怪談を読み始めた人と、何十年と実話怪談を読んでいる人とを同列に並べるのは酷かも知れないけれど、「超-1」の目的(新著者発掘、書籍化)を考えると、採集した話を自分なりに調べるべきだと思うのだが、どうだろうか。
事実かどうか、ではなく、有名どころの怪談サイトを閲覧して、同種の話がないかどうか確認するとかね。
……さすがに、今どき「トイレの花子さん」や「口裂け女」を投稿する人はいないでしょうけど。

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【-6】トンネル

うわー。
最終日にこんな話が投稿されますか。
投稿した人、知ってか知らずか。
まあ、知らなかったということにしておきましょう。
投稿者性善説の「超-1」ですもの。
この話、ここで時々話題にするokwaveという質問サイトで、私が回答したものなんですよねえ。
「この話のオチ」というタイトルの質問でした。
以下質問全文。

この話の意味?オチ?みたいなのを教えていただきたいです。

二人の青年があるトンネルにやってきます。
そのトンネルは雨の日に通ると怪奇現象が起こると噂のトンネルで、二人はそれを目当てにしていたのです。 しかしなにもおこらず、なにもないじゃんと話していると、一人が急に黙り込み、「いま・・・聞こえなかったのか?」といいます。「え・・・?雨の音がすごかったし運転してたから聞こえてないと思うんだけど・・・」「聞こえてたんじゃないか」

http://okwave.jp/qa1864705.html

知らなかったのだから仕方ないという言い方もできましょうが、リサーチをおこたったという点で、問題とします。
文章とか体験希少度とか、論外。最低点とします。
http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070525042507

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【+6】流し

文章技術 +3 体験談希少度 +3 合計点【+6】
そうそう。こういうタイプの怪談もあるんだよなあ。
……と、今さらながら思い出した。
とにかく、お見事と言いたい。
目に見える、あるいは体験した現象よりも、その背後にあるものの方が、はるかに深く、おぞましく、哀しい。
ただ、一部の「地の文」で、「んー」と思ったところあり。
首をかしげるとか、そういうほどではなくて、私がそう感じた程度。

>不思議なことに水は澄んでいて、相当な深さがあるのか底は見えない。

「相当な深さ」の前に、軽い否定の語句を入れたほうがいいように思いました。
「なのに」「にもかかわらず」とか。
いえ、鍾乳洞内の地底湖とか、南国の澄んだ海とか、どんなに済んでいても底が見えない場合があるのは重々承知しておりますが。

>小さい美千代さんにはどうせ分からない。

地の文も美千代さん目線で書かれていると思うのですが、だとするならば、「どうせ」というのはどうなのだろう? と。
「なんのことか」「意味が」などのほうがいいような。

以上、あえて言うなら、というレベルで無理矢理見つけたことなので、ほとんど気にする必要はないかと。
当初、体験談希少度を+2としていたのですが、本作のような話は貴重であることに気づき、+3に変更。結果として合計点は+6になりました。
とにかく、「怪談というものは単に怖がらせるだけ」ではないということを再認識させてくれたことだけでも高得点を付けたいぐらい。
この清涼感はただごとではないですよ。
http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070519082945

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2007年5月25日 (金)

DVD「パプリカ」のオーディオ・コメンタリー

アニメ「パプリカ」は結局劇場では見られず、DVDを購入した。
本編はそこそこ面白かった。
……で、特典として本編の別音声として監督たちのオーディオ・コメンタリーが入っているのだが、これがひどかった。
かなりの部分が単なる「だべり」。
映像が流れている(おそらくは収録時、見ながら話しているはずだ)が、それと関わりない話が延々と続く。
自分の作品を見ながら語るのに照れるのか、「プッ」と吹き出したり、「きっしっしっし」という、「ケンケン」のような笑い声で笑ったりして、聞き苦しい。
こんなオーディオ・コメンタリーなら、ない方がましだ。
こういう風に話をすすめてくれとか、制作サイドからの要望はなかったのか。
ひどいもんだ。
通常バージョンのDVDにしたのがまずかったのかな。
高い方だったら筒井康隆の談話も入っていたしなあ。

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24日UPの話で

……誰も指摘しないけど、あれ、キャプテン・ボンバーじゃないのかなあ。
デザインが微妙に違うけど。
なかやま・きんに君、まだまだメジャーではないか。(笑

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2007年5月23日 (水)

素材

包丁の素材が必要になりました。
今、ちみっと検索してみましたが、どうもぱっとしません。
仕方ないので、マイ包丁を撮影して使うことにします。
本当は刃にどっぷりと血を付けたいところなのですが、めんどいので、そのままで。

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2007年5月20日 (日)

依然、動機は不明

過日、「日本版セブン?」で書いた事件。

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2007/05/post_de46.html

連日報道されているからご存じの方も多いでしょうが、それにしても、「動機は不明」って、だったら、どういう動機だったら納得するのでしょう?
動機を探るという部分で、すでにしてずれている気がしてなりません。
「心の闇」などという言い方でわかったつもりになっているマスコミや識者たちにもいらだつ。

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木島神社

「奇妙な鳥居」という記事でご紹介した三柱鳥居がある木島神社に行ってきました。

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2007/05/post_9d0d.html
「奇妙な鳥居」

大阪市営地下鉄で東梅田へ。そこから歩いて阪急梅田駅へ。阪急京都線に乗り、大宮駅へ。今度は嵐電(らんでん・チンチン電車)四条大宮駅から、木島神社がある「蚕ノ社」駅へ。
けっこう遠いです。
神社そのものは、わりとこぢんまりしています。
問題の三柱鳥居は、確かに奇妙で、ホラー心をくすぐられまくりです。
痛恨の極みなのですが、カメラを持って行くのを忘れていました。
携帯のカメラで写してみましたが、使い物になりません。
改めて、もう一度行こうと思います。

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臨死体験

座談会ネタ、もうひとつ。
これまた、雑談で私は言った。

「以前、死にかかったことがあるんですけど、臨死体験しませんでしたねえ。お花畑も三途の川も見ませんでした」

「それは『死にかかり方』が浅いからです」

「死にかかり方」が足りないだったかな、ま、そういう意のことを、木原氏と加藤氏の両氏から、ほぼ同時に突っ込まれた。

あうっ。
そうであったか。
まあ、救急車で運ばれた病院内で、書きかけの話のこととかエロDVDのことを考えているようでは、死なないか。(笑

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理にかなう

座談会の席上、雑談半分愚痴半分で、加藤氏にうかがったこと。

「okwaveなんかの質問サイトでしばしば見かけるんですけど、何かというと霊のせいにする人がいて、あれ、なぜなんでしょうねえ。どうしてすぐに、霊に結びつけるのかと」

「楽だからですよ」

加藤氏は即答した。
ああ。なるほどなあ。
言われてみれば、確かにそうかも知れない。
今の自分の状況がこんななのは、自分が悪いんじゃないんだ。
悪い霊が取り憑いているからなんだ。
確かに、気持ち的には楽になるのかも知れない。
しかし加藤氏の言葉がズバリ的を射ているとしたら、それはそれで問題だよなあ。
とりあえずは、そこで思考がストップするし、悪くすると(いや、おそらくはかなりの確率で)、タチの悪い宗教に引っかかる可能性もある。

日頃、数珠や独鈷杵を持ち歩いている私が言うことではないのかも知れないが、流行とはいえ、あまりスピリチュアルなことにすがるのもいかがなものか。
個人の勝手と言われればそうだが、なんとはなしに不安になってくる。

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2007年5月19日 (土)

奇妙な鳥居

800字クトゥルーで、今にして思うこと。
三柱鳥居(みはしらとりい)という物があるのだが、これをクトゥルーとからめることはできなかったかと。

http://tabitano.main.jp/kyoto/kaiko/kaiko.jpg
三柱鳥居

この神社は京都にある。
明日行ってみようっと。
ついでに清水にでも行って、戒壇巡りしてくるか。

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幽霊を求める人

えーと、タイトルは「怖がりたい」とか「幽霊に逢いたい」とかいう意味ではなくて。

現実に亡くなった方をモチーフにした話を二つばかり「ささいな恐怖」に載せていますが、その亡くなった方の関係者に読んでもらったところ、おおむね好評だったこと以外に、
「本当にこういうことがあればいいな」
という意の意見が複数ありました。
その他に、まったく関係ない第三者の読者の方も、こういう意見を書き込んでいらっしゃったりしました。
これらのことから察するに、もちろんすべてではないにしろ、幽霊目撃譚のいくつかは、目撃者の願望によるものも少なくないのかも知れないなあ、と。
あの、とにかくなんでもいいから幽霊を目撃したい、というのとは違いますからね。
また、失ってしまった人にもう一度逢いたいという願望が生んだ幻想(または幻覚)とも違うように思います。
この手の話は、わりと人のセンチメンタルな部分に訴えることが多いようです。したがって、ウケる。また、けっこう涙を誘う。
かといって、あまりこの手の話ばかり書くと、「あざとい」と言われます。
ほどほどに。

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2007年5月18日 (金)

サインもらってもいいじゃないか みぃはぁだもの みつを(嘘)

せっかく怪談界の重鎮と会う機会なんだから、何かメモリアルげなものを用意すべえと。
俺はそんなものを欲しがるようなミーハーじゃないぜ。
……と強がれるほど、私は意志が強い人間ではございません。

さて、何にサインをもらおうか。
木原氏だったら「新耳袋」、加藤氏だったら「超」怖い話が定番でしょう。
しかし、ここはちょっとひとひねりしたい。
しばし考えて決めた本は、木原氏は「都市の穴」、加藤氏は「ダムドファイル・リスト」にしました。
後者はテレビドラマのノベライズだったりするのでどうかなとは思ったのですが、どちらの書籍も両氏の単著ですし、自分にGOサインを出しました。

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懐疑派が見た不思議な現象

「懐疑派」っつーのは私w

加藤氏も書かれているので、私も。
都内某所での座談会中、ふいんき(なぜか変換出来ない)を出すために、ろうそくを数本、テーブルの上に立てた。
そのうちの2本、木原氏と加藤氏の前に置かれたろうそくの燃え方が、あきらかに違っていた。加藤氏のろうそくがあまり短くなっていないのに比較して、木原氏のろうそくは異常に燃え進み方が早い。
御両氏以外のろうそくが半分程度の長さになったとき、加藤氏のろうそくはまっさらとさほど変わらず、一方、木原氏のろうそくはほとんど燃え尽きかけていた。

なんすか、これ。

心霊現象とは言いませんが、現象として、あきらかに不自然ではございませんか。
加藤氏と木原氏のろうそく、実際は10センチも離れていなかったのに。
「ひえええええええ!」と叫ぶようなことではありませんが、「変なの……」と首をかしげるしかありませんでしたよ。
何か合理的な説明、できるんでしょうか。
多湖輝氏の「頭の体操」だったら、加藤氏のろうそくは実は火が消えていた、なんて言う回答だったりするんだろうけど、ずっと燃えていたのは、何より私も見ているしねえ。
写真にも撮られていますので、どこかで見る機会もあるかと思います。お楽しみに。

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足跡

新大阪発9:19の新幹線で東京へ。
12:13着。改札を出て、切符売り場で都区内パスを購入。23区エリア内は、JR乗り放題。
あちらこちらをうろうろする予定なので、元は取れる……ような気がする。
(損していたらやなので、計算はしないw)

東京から、大井町へ。そこから東急に乗り、二子玉川へ。
雨が上がることを期待したが、土砂降り。
マクドナルドで昼食をとり、雨が小降りになったので、タクシーで玉川大師へ。
ワンメーターで着いてしまった。
運転手さん、近くでごめん。
玉川大師は、戒壇巡りが目当て。
御本尊に参拝した後、戒壇巡りへ。
ここの戒壇巡りについては「玉川大師」で検索していただくとして、なかなか面白かった。
うねうねしているだけではなく、通路が突然スロープになっていたりして、怖いのなんの。
仏様や弘法大師様が鎮座するエリアはわりと明るいので、その点に関しては、他の戒壇巡りほどは怖くない。
面白いと言うと失礼なのかも知れないが、ここは気に入りました。
近くだったら、何度も行けるのに。
歩きで二子玉川駅まで戻り、東京駅へ。
本日の宿泊地、鶯谷へ向かう。
初めて鶯谷駅に降り立ったときは驚愕したものだったが、もう慣れた。
ビジネスホテルにチェックインして、シャワーを浴びた後、本日のメインイベントのため、正装する。
都内某所へ。
悦楽と興奮の数時間があっという間にすぎ、再び鶯谷へ。
疲れているので、悪いことをする元気はない。(どうしようか、ちょっと悩んだw)

翌日、ホテルをチェックアウトした後、JR地下鉄と乗り継いで、三ノ輪駅へ。
吉原遊女が葬られた、浄閑寺へ向かう。
お参りの後、東京駅へ。
10:36発のひかりに乗り、大阪へ帰る。

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2007年5月17日 (木)

東京の濃ゆい夜

本日、都内某所にてとある座談会が開かれました。
そのメンツ。
漫画家のうえやま洋介犬氏。
ご存じ加藤一氏。
ご存じ木原浩勝氏。
ご存じにしうらわ氏。
そしてなぜか、一介の素人の私。

いやもうなんというか、濃ゆい話題ばかり。
トリスコンクとかカルピスの原液なんざ、目じゃありませんぞ。
キャンベルの缶入りコーンスープぐらい濃いですぞ。
至福。悦楽。
どういう修飾語を書けばいいかわかりません。
もちろん、素人ながら、ちまちまと怖い話を書いている私にとって、大いに参考になることばかりでした。
うえやま洋介犬氏。
シャイな方でした。
他の方も、皆いい人たちでした。
私、すべての方と初対面だったにもかかわらず、あれこれと質問させていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。
話した内容は、怪談についての一般論もあれば、他言無用なこともありました。
それらすべて、私はどこにも載せるつもりはありません。
自分の中に封印します。
発表するとヤバいからとか、そういう理由ではありません。
もったいないからです。
今日の出会いと会話は、私の宝です。

今日の宿泊は、鶯谷のビジネスホテルです。
「悪いこと」はしません。ほんとです。
明日は新幹線に乗る前に、吉原に立ちよります。
「悪いこと」はしません。ほんとです。

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2007年5月16日 (水)

それでは、上京してまいります

こちらにも書きましたが、

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2007/05/post_ec0c.html

思いがけない巡り合わせで、ホラー本の製作の末端に関わることになりました。
怪談界の重鎮と語り合える本来の目的も楽しみですが、その後、オフレコで話す機会もできそうで、それもまた楽しみです。
宿泊先にネット環境があるので、支障のない範囲でご報告いたします。

それでは、行ってまいります。
(あ、出発は明日ですけどねw)

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「テレビを買ったという点で契約の自由には抵触しないと考えている」

NHKが受信料滞納の件について動き始めた様子。
まあ、うちは引き落としになってるから、未払いにするのも面倒なんだけどねー。
ちなみに放送法では受信設備がある場合について受信料を徴収することになっているらしいので、NHKを見る見ないにかかわらず受信料は徴収されるんやねえ。たとえビデオ入力しか使用せず、ゲームばかりやっているとしても。
だから理屈で言えば、チューナーのないモニターであれば、放送法は適用されないことになるわけだけど。さらに言えば、ビデオデッキにはたいていチューナーが内蔵されているはずだけど、この場合も受信料は徴収されるのかな?
リアルタイムで受信できる設備でないと、放送法は適用されないのかな?
つまり、いったんビデオデッキに録画して、その出力をモニターで見れば、「うちはテレビ放送を見られるテレビはありません」という理屈が成り立つような。

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2007年5月15日 (火)

医者行けばァ?

加藤氏がたびたびコラムで書かれていることなのであるが、「見える人」は、自分の体験を人に話すことによって、「あいつは頭がおかしい」と思われるのを恐れる、と。
なるほど。
確かにそうだろうね。
でもね。
実際に、その体験談を語る人が、「境界線」を越えた人だったらどうなのでしょう?
もちろん、目の焦点が常に合っていないとか、虚空を見つめてへらへら笑っているとか、そんなあからさまな症状があるわけではなく、そういう方面1点に関してのみ、自分の体験が事実だと主張する人。
けっこういるような気がするんですよねえ。
もちろん私は精神医学には素人ですので、心理学的にも精神医学的にも説得力あることを語ることはできないのですが。
ある人が語る体験談が、精神医学を学んだ専門家から見れば典型的な症状だったとしたら、それが載った実話怪談本って、失笑の対象でしかないんじゃないでしょうか?
実話怪談本の読者と精神医学を学んだ人が、どの程度重なるのか知らないのでなんとも言えないのですが、実話怪談本を精神医学の視点で分析してみたら、なかなか面白いんじゃないでしょうか?
あ、もちろん、まず否定ありきという姿勢ではなく。

以上、「超-1/2007」のごく初期の投稿作を読んでいて、体験者のメンタル面について講評されていることが多かったので、だらだらと考えたこと。

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日本版セブン?

母親殺害:高3男子が自首…切断頭部持ち 福島・会津若松

事件発生を受け、報道関係者が集まっている会津若松署=福島県会津若松市で15日午後0時5分、手塚耕一郎撮影 15日午前7時ごろ、福島県立高3年の男子生徒(17)=同県会津若松市=が「母親を殺した」と切断された人間の頭部を持って、福島県警会津若松署に自首した。同署員が少年の住むアパートを確認したところ、首のない女性の遺体と凶器とみられる刃物があった。同署は少年を殺人容疑で緊急逮捕し、遺体は同県金山町の保育所に勤めている少年の母親(47)とみて、身元の確認を急いでいる。

 調べでは、少年はバッグを持って署に現れ、署員が中を確認したところ、頭部が入っていた。少年は特に取り乱した様子ではなく、署員に「夜中に寝ている母親を、1人で刃物で殺した」と話した。一方でつじつまの合わないことを話し、「誰でも良かった」などとも述べているという。

 少年は両親、祖父母、兄弟との7人家族。少年は長男で、通学のため、別の県立高校に通う次男と会津若松市内のアパートで暮らしていた。実家は同県金山町にあり、母親がたびたび様子をみに来て家事などの世話をしていた。少年は学校を休みがちだったといい、精神科に通院中という。

 女性の遺体は、アパートで布団に横たえられていた。同署は母親が14日に訪ねて来て、同日深夜から15日未明にかけて殺害されたとみて、少年から詳しい事情を聴いている。同居している弟は署員がアパートに行った時におり、事件にはまったく気付いていない様子だったという。【松本惇】
毎日新聞 2007年5月15日

(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
それにしても、田舎警察には荷が重そうな事件だな。
未成年ということとか心神喪失あたりでお茶をにごしそうな気がするな。
動機がどうとかいうレベルではないと思うよ。この事件は。
もちろん、単純な衝動殺人でもないでしょう。

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監察医の助教授

黒神由貴シリーズにたまに登場する、女優の名取裕子似の監察医の先生。
初登場は黒神由貴シリーズではありませんが、黒神由貴シリーズ内に登場してもらって、けっこう重宝しています。
死体の状況などを、「地の文」で書くことなく、登場人物の目線で客観的に表現できるので。地の文で書くと、説明的になるんですよね。
専門的な部分を先生の口から説明してもらうと共に、事件の状況の異常さ不自然さなども出しています。「願いがかなうアクセ」では死体検案シーンは1回だけですが、先生の口から、同様のことが続いていることが語られます。
著作権的にどうなるのかは不明ですので、「法医学教室の事件ファイル」の設定は借用しているものの、役柄の名前等は出していません。
旦那が警視庁の警部で、法医学教室の助教授、監察医、名取裕子似、というだけで。
「法医学教室の事件ファイル」のアナザーストーリーを意識して書いたのは、初登場の「彼女のしあわせ」だけですね。

もちろん、今後も登場しますよ。
「下町のエジソン」で登場していただく予定です。

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2007年5月14日 (月)

死霊狩りとデスハンター

「死霊狩り」というのは、「ウルフガイ」シリーズなどで著名なSF作家、平井和正の小説だ。
そして「デスハンター」というのは、「死霊狩り」のベースとなったコミックで、作画は「エイトマン」の桑田次郎が担当した。
今日、難波のジュンク堂にぶらっと立ち寄ったとき、復刻されていた「デスハンター」上下巻を見つけ、購入した。
やはりダイヤローグや構図、登場人物のポージングなど、古くささは否めない。
それでも、このマンガが30年以上前に少年誌「ぼくらマガジン」に掲載されたことを思うと、やはり驚く。(他の連載に、仮面ライダーやタイガーマスクがあった)
現在の目で見ればぬるい描写だが、暴力・残酷描写の規制が多い現在を思うと、むしろ今よりもすごいと言えるかも知れない。
侵略者ゾンビーが実は人類にとっての救世主であったかも知れないという価値観の逆転、そして、小説版のあっけなくも救いのないラスト。
けっこう衝撃的でございましたな。

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かかいムン

先日購入した沖縄の本からにわか仕込みした知識。
「ムン」とは、はっきりと死霊とは定義できないが、それに近いものらしい。
で、「かかいムン」とは、「ムン」が人に取り憑くことを言う。

これは使える。

書こうと思っている話「邪眼の玻璃面」が、死霊が取り憑いて殺人を犯してゆく怨霊復讐譚なので、こういう知識はまさにうってつけ。
まあ、見方を変えれば、都合のいい部分をつまみ食いしているとも言えるが、こういうことはままあること。
ユタがらみで、怪異に説得力が出ればと思って決めた「沖縄設定」だったが、思いがけず面白い物になりそうな感触がある。
やはり、いろいろな知識は習得しておくものだなあとつくづく思う。

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2007年5月13日 (日)

神話を紡ぐ(つむぐ)娘4

最終話のプロローグその1。
中東あたりの内戦を取材している記者のモノローグ。
内戦の惨状をとつとつと述べる。
最後に記者は、ぽつんとつぶやく。
「……神は人間を愛してはいないのではないだろうか」

最終話のプロローグその2。
阪神大震災を取材した女性リポーター。
取材を終えて、宿泊しているビジネスホテルから、友人へ泣きながら電話している。
電話を切る前に、女性は言う。
「……なんで神様は、こんなひどいことをするの?」

ふたつのプロローグで、神という存在が人間に対して悪意を持っているのではないか? ということを示唆します。

でまあ、何やかやとあって、主人公たちと神代先生に相当する人物は、宮崎県にある「天の岩戸」に集結します。
そこで、神代先生に相当する人物は、主人公に対し、人類を滅亡させるか否かを判断しろ、と迫ります。
答えに窮する主人公。
ここで、もう一人の主人公、榊真理子に相当する人物の様子が変わります。
「もう少し判断を先に延ばしてもいいのではないか」と、その人物は言います。
話の中ではぼやかしますが、どうやら「キリスト」らしき存在が憑依している模様。
で、黒神由貴に相当する主人公は、自分が来た元の世界に戻るように命じられ、それに従うような行動を取ります。
そのときに、榊真理子に相当する主人公が、自分を取り戻し、叫びます。
しかしどういう言葉で引き止めても黒神由貴(に相当する主人公)は歩いていきます。
(異次元への入口を思わせる空間がぽっかりと空いている)
もう榊真理子(に相当する主人公)は引き止める言葉が無くなってしまい、やけくそで叫びます。
「来週、ドリカムのCD買いに行く約束したじゃない!」
同時に、天の岩戸の洞窟が崩れ始めます。

章が変わって。
榊真理子(に相当する主人公)が病院のベッドで目覚めます。
横にある椅子に座る黒神由貴(に相当する主人公)を見て、びっくりします。
黒神由貴(に相当する主人公)は少し笑って、ドリカムのCDを渡します。
「ごめんね。先に買ってきちゃった」
神代先生に相当する人物は、鹿児島県にある高千穂峰、謎の物体「天の逆鉾」のそばに倒れているのを発見され、救助されていました。
どうやら人類の滅亡は一時棚上げされたらしいというところで、終劇。

長々とおつきあいいただき、ありがとうございました。<(_ _)>

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神話を紡ぐ(つむぐ)娘3

そして、いよいよ最終話です。
実はこの話、ちょっと壮大になりすぎてしまい、こりゃ自分の手には負えんなと思い、そのまんまになってしまったのでした。

まず予備知識。
SFのテーマで、「人類家畜テーマ」というものがあります。
人類は進化による偶然の産物ではなく、人類よりもはるかに高次の存在によって作られたのだ、という話。その目的は、文字通り家畜だったり、いろいろです。
その他に、人類が進化するにしたがい、人類を導いていく存在を示唆する話もあります。
「2001年宇宙の旅」なんかがそうです。

さて、そしてこの「神話を紡ぐ娘」。
オチを先に言いますと、黒神由貴に相当する主人公の正体は、高次存在によって「人類が存続に値する存在かどうかを判断するために」やってきたのでした。
ただ、主人公はその目的を忘れてしまい(なぜなのかは考えていませんでした)、そのため、主人公の様子を調べるために、神代先生に相当する人物がやってきます。

ここまで書くとおわかりでしようが、「神話を紡ぐ娘」は黒神由貴シリーズのように具体的に宗教的な設定を設けず、漠然とした「神」という概念を使っています。

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神話を紡ぐ(つむぐ)娘2

短編連作にするつもりではあったものの、全部で何作にするかは全く想定していませんでした。
ただ、最終話の二つ三つ前あたりから、謎の存在として、神代先生に相当する人物を登場させる予定でした。
主人公たちがからむ事件に関係しつつ、主人公たちを観察するような様子もうかがえます。
この人物の正体は? そして目的は? ……あたりの興味で引っ張ります。
主人公自身も、「自分という存在」に関して、疑問を持ち始めます。

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神話を紡ぐ(つむぐ)娘1

ふと、黒神由貴シリーズのベースになった話があったのを思い出しました。
大昔にプロットだけ作った話なのですが、黒神由貴シリーズとは少々毛色が違っているので今後も作品化することはないだろうと判断し、簡単にご紹介させていただきます。

登場人物設定は、黒神由貴シリーズとほぼ同じです。
女子高校生の2人組。そのうちの一人は、不思議な力を持っている。
この2人を主人公に、短編連作で話は進みます。
「凶走鬼」と似たような話も考えていました。
そのときの設定は、黒神由貴に相当する主人公が、榊真理子に相当する少女の兄に頼み、怨霊が集まるパーキングエリアまで車で連れて行ってもらいます。
主人公に言われるままに、パーキングエリアに一人で置いて帰ってきた兄に対し、榊真理子に相当する少女は怒り狂って、400ccバイクにまたがって、パーキングエリアまでぶっ飛ばします。
このあたり、現在の黒神由貴シリーズの人物性格設定と、少々違っていますね。

登場人物の設定として、黒神由貴シリーズでは、黒神由貴は陰陽道系、神代先生は真言密教系という風にしていますが、「神話を紡ぐ娘」では、具体的に設定していません。
このあたりは、タイトルにある「神話」にからんできます。
この話を考えた当時、漠然と「神」という存在をSF的な素材として使うことを考えていまして、ストーリーの全体的な構造にもからんできます。

神代先生に相当する人物も登場します。
それは次の記事にて。

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オールスター都市伝説w

某所で見つけて、思わず笑ってしまった。
よくできてるなあ。
元はAAもあったんだけど、文章だけご紹介。

家に帰るとベッドの下に、斧を持っている
体は犬で、口が耳まで避けて、ヒザの裏にフジツボを寄生させ、
耳のピアスの穴から視神経を出した、
人の顔をした魚と犬の肉とミミズの入ったハンバーガーを
くわえていて、電子レンジに入っている、
手に「電気つけなくてよかったな」と書かれたメモを持った、
髪の長い女がいて、「わたしキレイ?」と聞いてきた。

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どこに行こおっかな♪

というわけで、東京に出かけるのですが、せっかく行くのだから、ホラー本関係だけで帰ってくるのはもったいない。
そこで、寺社をいくつか回ってこようと思います。

まず、二子玉川にある玉川大師、ここには戒壇巡りがあるらしいので、ぜひ行きたい。
次に、吉原にある浄閑寺。ここには遊女たちがまつられているらしいので、ここもお参りしたい。
ここの近くにあるすてきなエリアに行く予定はございません。おほほ。

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微力ですが

どういうはずみか、ひょんなことから、とあるホラー本の製作に、すこーしだけ関わることになりました。
単なる一介の怖い物好きというだけの人間ですが、関わる以上は全力を尽くします。
(実際のところ、文字原稿はすでに先方に提出済みなのですが)
で、来週、それにからんで、東京に出かけます。
怪談界では名の知れた方々とお会いすることになるので、今から緊張しています。
まあ、当日はミーハーに徹するつもりです。

ホラー本に関する情報は、発行後に詳しくお知らせいたします。
それまで、楽しみにお待ちください。

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2007年5月10日 (木)

身の危険

いやもう、正気の沙汰ではないな。
つまり、本当に危険な状況を目撃しても、無視しろということですね?

http://www.info.police.pref.osaka.jp/newDeliveryCrimeDetail.do?selectionId=13486

○小学生低学年の女子が、見知らぬ男から「こんなところで、うろうろしてたらあかんで。」と声をかけられるという事案が発生しました。

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買った沖縄の本

どんな本を買ったかと言いますと。

沖縄の聖地 拝所と御願

琉球の死後の世界

オバァが拝む 火の神と屋敷の御願

沖縄の魔よけとまじない

どうですか。
なかなか面白そうでしょう?

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沖縄の本

……観光情報じゃなくてね。
「出自/人物編」で少し書いたけれど、沖縄出身という設定の登場人物を出す。
沖縄の巫女ユタもからむので、何かめぼしい情報があるかと、「ユタ」で検索してみた。
当然数多くの情報がヒットしたが、その中に、沖縄の出版社があった。
発行されている書籍を見てみると、なかなか私好み&ちょうど欲しい情報が載ってそうな本ばかり。
さっそく、電話で在庫を確認し、ウェブ上から注文しました。
それが5/9の午前中。
そして、本日5/10の夕刻、届きました。
すっげ。
はやっ。
出版社名は「ムギ社」。
ありがとうございました。
ムギ社のサイトはこちら。↓
http://www.mugisha.net

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実話怪談の技法

実話怪談と創作怪談と、どっちがどうだという論議はさておき、技法的には実話怪談というのは限られているなあ、と思ったりします。
さすがに最近はめったに見かけないが、三流出版社のやっつけ怪談本や素人の投稿サイトでたまに見かけるのが、「語り手の死亡」「神の視点」というパターン。
この二つは、実話怪談にはありえない黄金パターンですね。
推理小説だったら、「語り手が犯人」というヤツです。
このパターンが初めて世に出たときは、さぞ賛否両論だったでしょうねえ。
その前に、「って、おい! そんなのありかよ!」と叫んだ読者が多かっただろうと。
推理小説にしろ創作怪談にしろ、「語り手」がどうかなったという場合に問題になるのは、読者が現在読んでいる文章は、いかにして書かれたのか? そして、いかにして読者が目にするようになったのか? ということです。
中身が白紙の「束見本」に書かれたという設定だったり、手紙だったり、日記だったり。
いずれにしても、たいていの場合、読者は本になっている状態の文章を読むので、ストーリー内の設定を飲み込む必要があるのは「お約束」ですね。
これは手書きの手紙なのだ、手書きの日記なのだ、と。
あと、創作怪談の場合、語り手が実はすでに死んでいた、というパターンもありますね。
不肖わたくしも何作か書いています。

……と、いくつか紹介したパターンを、実話怪談では使えないわけです。
実話怪談は基本的に「聞き書き」ですからねえ。
実話怪談として発表されている話で(含みがあるような表現ですみません)感心したのは、事故ったカップルが山小屋にいると、あとから元彼だったか別の友人だったかが来て、扉を叩きながら「**が死んだ」と叫ぶ。
(**はそばにいる現彼)
現彼は、外にいる元彼はもう死んでいるから開けるなと言う。
意を決して扉を開けると、元彼はちゃんといて、振り返ると現彼の姿が消えていた。
本当に死んだのは現彼の方だったのだ……という話。
初読の時は大いに感心したものですが、この技法、実話怪談にしか使えないわけではありませんよね。創作怪談でも、このパターンは使える。
実話怪談でしかありえず、なおかつ新たな表現技法が生まれたら、実話怪談は次のステップへ進むかも知れません。

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今さらですが平成ガメラ

うえやま洋介犬さんがガメラを話題にされていたのに触発され、DVD-BOXの各話を見る。
……やはりよくできていると思う。
「怪獣映画」だからと、いい加減に作っていないのがよくわかる。
設定など、一部のマニアにしか理解されない部分もあったとは思うが、あえてくだくだしく説明しなかったのが幸いしたと思う。
また、製作者サイドは過去のガメラシリーズの特徴であった「子供の味方」という部分を継承したかったようであるが、その部分にあまり重きを置かなかったのもよい。
ギャオスをはじめとする怪獣群の設定、ガメラの設定、登場人物の性格設定、自衛隊などの動き、武器、細かい部分までよく練り上げられていると思う。
以前「奇談」に突っ込んだように、てのひらに杭を打つというような大ボケをやってはいけない。てのひらに杭を打つのと、手首に杭を打つのと、予算的にはそう違わないだろう?

ただ、このガメラ3部作は、これ以上いじれない領域に入ってしまった。
第三作の「イリス覚醒」において、もはや地球はリアルワールドの地球とは違うものになってしまった。
マナの大量消費によるギャオスの大量発生、人間の滅亡は「地球の意思」なのか? ならば、地球の意思を具現した存在であるはずのガメラはどう行動するのだろうか?
……と、ここまで来ると娯楽映画の範疇を外れてしまい、「怪獣はガメラが退治しました。めでたしめでたし。さて次回は?」などと、それまでの出来事をご破算にできる状況ではなくなってしまった。

ところで、ガメラは子供の味方という設定。
この設定を採用することの是非については、先頃作られた「ガメラ 小さな勇者たち」がさっぱり話題にならなかったことで察することができるのではなかろうか。
大して興味がないから、ググるつもりもないけど、監督とか脚本とかも、スタッフが違うんですよね?
小説やマンガと違って、映画はそう単純ではないというのは、わかる。
それにしたって、設定や脚本の「練り込み」が甘い映画が多すぎないか?
復活したゴジラにしたって、第1作はなかなかだったものの、あとになればなるほどグダグダになっていったのは、
「新兵器を出せばいいんじゃね?」
「強化人間を出せばいいんじゃね?」
「メカゴジラ出せばいいんじゃね?」
などと、その場の思いつきとしか思えないようなことを投入していった結果だろう。

……面白い映画が見たい。ただそれだけ。

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2007年5月 9日 (水)

黒神由貴シリーズの最終回

どんな話にもいずれ終わりが来るはずですが、今のところ、黒神由貴シリーズは終わりません。
何より、楽しみにしてくださる方がいらっしゃいますし、本人も楽しんで書かせていただいていますので。
いずれ黒神由貴や榊真理子が星龍高校を卒業し、社会人となって、黒神由貴が結婚して、黒神由貴シリーズ人妻編なんてどうよ、とか考えたこともありますが、これはまあお遊び。これにつながる伏線は、すでに微妙に散りばめてはいるのですけれど。

最終回で、これはやめよう、と決めているのが、「ガメラ3」的パターン。
なんと言いますか、圧倒的に危機的な状況で、主人公がただひとり、それに向かっていくところで終わる、というパターン。
少年ジャンプなどでも、いろいろ事情はあるのでしょうが、伏線置いてきぼり、風呂敷広げたまんまで敵地に突入していくシーンの大ゴマで終わり。なんてね。
とりあえず、主要メンバーは命を落とすことなくそのままのつもりです。
端役はボロボロ殺していますが、主要メンバーを死なせてドラマを盛り上げるパターンは好きではありません。
死亡フラグはバンバン立てる予定ですが。(笑

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出自/人物編

以前、「出自」と題して、こういう記事を書きました。

http://sasainakyoufu.txt-nifty.com/uragawa/2007/03/post_0a87.html

今回は人間の方の出自の話。

「闇からの招待状~ビギニング黒神由貴~」では黒神由貴の血筋を描き、次の「常世(とこよ)の誘い~ビギニング神代冴子~」では神代先生の血筋を描く予定です。
どちらも、なにがしかの能力を持つ血筋であった、ということになります。
「冥婚」に出てきた、ムカサリ絵馬で呪いをかけたおばさんは、大陸系の呪術師の血筋と思われます。
魔族の血を引いているとか、いささか安易ではありますが、理由付けとしては、やりやすいんですよね。
もう少し先、まだ目次にも出ていませんが、沖縄の(いや、ここは琉球と言うべきでしょうか)巫女、ユタの血筋を引く人物がドラマの重要な役どころで登場します。

えと。榊真理子。
彼女は特にこれといったややこしい血筋ではありませんし、「実は!」というような展開にもしません。
あくまでも、彼女は普通の高校生。
それでも最近は何やら不思議な体験が増えつつあるようですが。
黒神由貴や神代先生の影響ということで。

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2007年5月 8日 (火)

東京伝説 溺れた街の怖い話

この中に書かれる話に抵抗がなくなったら終わりかな、なんてたまに思う。
「あー、あってもおかしくないよなー」なんて思ったりして。
東京伝説シリーズ、初期の頃は有名な都市伝説をモチーフにしていたりして、元ネタはあれだなとわかったものだが、最近は、元ネタがどうのこうのという以前に、「まあ、あるよね」と思ってしまう。
病んでるな、自分。

相変わらずいろいろ面白いエピソード(このシリーズを面白いと表現するのもどうかと思うが)が並んでいるが、出来事の内容に違和感がなかったというか、「あいつらだったら、こういうことをして当然」というエピソードがあった。

「おめでとうコール」

話に出てくる団体は、わかる人には容易にわかる。
ネット上のどこかで、このエピソードは読んだことがあるような気がする。

あと、ラスト二つの話は、心霊恐怖譚ではないけれど、「超」怖い話系ではなかろうか。
「濡れ仏」という話も。

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中国産毒性物質、風邪薬として売られていた

ちょと長いアル。

 昨年9月、パナマシティの公衆病院に特異な症状を訴える患者らが押し寄せた。この患者らは、身体の一部の機能が停止または麻痺し、中には呼吸困難に陥った患者までいた。死亡者も続出したが、はっきりとした原因は分からないままだった。
 唯一の手がかりは、患者らがある風邪シロップを飲んだ後に異変を見せ始めたという点だけだった。そこでついに米国の医療陣までもが急きょ派遣され、1カ月余りの調査の結果、風邪シロップに含まれていた「ディエチレン・グリコール」が原因であることが判明した。産業用に幅広く使用されているこの化学物質は、食用が禁止されている毒性物質。現在までに申告された死亡者数は365人で、このうち当局の調査で確認された死亡者数は100人余りに達し、被害者の大半は母親が与えたシロップを飲んだ幼い子供たちだった。
 さらに問題の風邪薬は、政府が配布したものだっただけに大きな衝撃が走っている。昨年5月、パナマ保険当局は長期にわたる雨期を控え、26万本の風邪シロップを製造・配布していた。
 ところで、政府が配布した医薬品に毒性物質が混入するなどということが、なぜ起きたのだろうか。
 その最大の原因は中国で製造された偽造薬だった。米紙ニューヨーク・タイムズは6日付で、中国で製造された毒性物質が、どのようにして地球の裏側のパナマに風邪薬と偽って流通したのかについて、そのルートを追跡、報道した。
 当初、パナマ当局が風邪薬の材料を調達する際、シロップのビンに記されていたのは、せき止め薬や解熱剤によく使用される「グリセリン」だった。しかし、グリセリンは価格が高いため、一部の悪徳業者らが、価格が半分程度の産業用「ディエチレン・グリコール」を使用することがあるという。
 こうした毒性シロップは、これまでにもハイチやバングラデシュ、アルゼンチン、ナイジェリア、インドなど、世界各地で発生した多くの毒物・劇物集団死亡事件の原因として推定されてきた。しかし、毒性物質の出どころはこれまで謎に包まれていた。
 ニューヨーク・タイムズは、パナマ事件に関連する書類や役人らの証言を通じ、この毒性薬品の出どころの逆追跡調査を行った。その結果、パナマ・コロン港を通じて輸入された偽造の「99.5%純粋グリセリン」薬ビンが、北京の貿易会社とスペイン・バルセロナの貿易会社を経て輸入されていたことが判明した。また、この偽造シロップは、アジア、欧州、中米の3大陸を経て売買されていたが、この間書類だけを交わし、誰も薬の内容をきちんと確認していなかったことも明らかになった。
 そして、この偽造薬を製造したのは、上海近郊の恒祥に位置するある化学薬品工場だったことも分かった。工場が位置する揚子江三角州工業団地では、無許可の偽造薬品製造工場らとブローカーらが公然と活動している、とニューヨーク・タイムズは暴露した。
 ニューヨーク・タイムズは、今回のケースが▲中国製商品が世界市場で占める比重に比べ、安全に関する規制がどれほど遅れているか、▲国家間の通関・検疫手続きが偽造薬品の流通にどれほど無力なのかを示す代表的なケースと指摘した。

以下GIMA。
一把100円のネギと一把250円のネギが並んでいる。
100円の方が飛ぶように売れている。
産地を見る。
100円の方は中国産。
さもありなん、と大きくうなずいて、250円のネギを取る。
もうずいぶん前から中国産の野菜(野菜以外もだけど)は絶対買わないようにしている。
ささやかな抵抗及び、ささやかな安全策。

http://app.blog.livedoor.jp/dqnplus/tb.cgi/970061

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2007年5月 7日 (月)

【-5】横たわる老婆

文章技術 -2 体験談希少度 -3 合計点【-5】

八坂神社の前の道、片側3車線ぐらいあったんじゃなかったですかね?
どっちから来たか、どの車線を走っていたかによっても違うのでしょうが、特に書かれていないところを見ると国産車で、助手席に座っていたんですよね?
そういう状態で、センターライン付近に横たわる人間の姿を、ここまで詳細に観察できるものでしょうか?

>車が激しく行き交う道路の

と書かれている以上、徐行に近いスピードで走っていたわけでもない。

自分は目撃しているのにドライバーの友人は知らん顔という部分を怪異と思わせたいのでしょうが、不自然な部分が多すぎて、説得力は皆無。
怪異譚として評価する以前の問題。

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070507063741

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【+4】ゆうれいここにいます

文章技術 +2 体験談希少度 +2 合計点【+4】

オーソドックスな幽霊屋敷譚だが、達者な文章によって読み応えのある話になっている。ただ、下記の部分、

>まるで掃除機で吸ったかのように、粒一つ見あたらなかった。
>しかしながら、朝日というのは些細な疑念など吹き飛ばすものらしい。
>おだやかな春光が、小窪さんの思考の一部を麻痺させたのであろうか。
>絶対おかしい怖い物凄く怖い嫌だ嫌だ。
>だけども……
>――そうだ。なめくじだ。ナメクジを子供が塩で溶かしたんだ。
>そういえば、子供の頃よくやったよ。
>疑問の答えを見つけたようで、気分が良くなった。

忌まわしい感じを、無理矢理押さえつけようとしている雰囲気を出すためなのだろうが、体験者の思考の流れとか読者の印象などを考えると、ちょっともたつく印象がある。

それと、おばさんが怒鳴り込んでくる部分。
現在ひとり住まいで、それ以前は空き家だったのはわかっているはずなのに、この行動は不自然。
(もちろん、このおばさんの行動も怪異のひとつと解釈することも可能だろう)
過去に何があったのかを読者に推察させる部分ではあるけれど、積み木のくだりなどでも察することは可能なので、思い切って刈り込んでもよかったと思われる。

盛り塩をしていた人物が幽霊(?)だったのは、意表を突かれた。いい意味で混乱させられた。

http://www.chokowa.com/cho-1/2007/entry-blog/blog.cgi/20070507063703

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