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2007年10月11日 (木)

携帯基地局バカその3

えー、以下、かなり専門的なことを書きます。
専門用語に対する注釈や説明は付けません。適当に調べてください。

今回の出来事のようなことに技術的な方向でアプローチしても無意味ではあるのだが、(住民の思いこみだから)ま、ちょっと考えてみた。

まず、住民宅における電界強度を調べる。
この場合、そのあたりのショップで売っているようなパチモン電界強度計(盗聴器発見器という名だったりもする)ではいけない。
安物の電界強度計の場合、アンテナからの信号をダイオードで検波し、メーターを振らせているだけだからだ。
どんな周波数成分がどれだけ強いかということは、まったくわからない。周囲に飛びかっている電波すべてをまとめて検波して強度を表示しているのだから。
やるのなら、数十GHzオーダーまで解析可能なスペクトラム・アナライザーを使用し、どの周波数成分がどの程度の電界強度なのかということを調べるべきだ。
携帯電話の電波は数GHzだから、もしそれ以外の周波数の電波があるのならば、また、携帯電話の電波が問題にならない程度の電界強度ならば、問題は携帯基地局ではないということになる。

さらに。
住民たちも調査してみよう。
電波を完全に遮断できる設備がある。
受信機の感度を正確に測定するため、不要な電波の影響を受けないようにするのだ。
中に人が入って測定したりするため、四畳半程度の大きさはある。
以前の勤め先では「シールド・ルーム」と称していた。
部屋はすべて金属製で、細かい金網が二重になっていて、ドアのすき間からも電波が漏れないよう、銅板の接触片がドアの縁を取り囲んでいる。
この中に住民に入ってもらい、各周波数を発信して、テストする。
当然プラシーボ的なことも考慮して、発信していると言って、実際は電波を発信しないということもする。

最低でも、この程度のことをするべきだろう。
スレを読んでいても、「電波」としての高周波と人間の耳には聞こえないレベルの高周波音を取り違えている書き込みがいくつかあり、痛いことこの上ない。
しかし、これだけやっても住民は納得しないだろう。
だって、物理的なことが原因ではないのだから。
ここまで書いてきて、なんかいわゆる「見える人」と同じに思えてきた。
「見えるんだからしかたない」って、本人が主張するだけでさ。

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