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2008年3月20日 (木)

地理の問題

話題になっているようなので、カテゴリーは「事件」で。



高校生6割「宮崎ってどこ?」 地理教育どげんかせんと
2008年03月20日01時28分

 高校生の6割近くが、地図上で宮崎県の場所を答えられず、大学生でも約3分の1が分からない――。日本地理学会は19日、こんな調査結果を発表した。国の位置を問う問題でも、イラクの場所を答えられたのは高校生の約4分の1、大学生の約半数。同学会は「知事が話題となっても、宮崎の場所を正確に知っている生徒は少ない。地理教育の充実が必要不可欠だ」と訴えている。

 調査は同学会の地理教育専門委員会が昨年12月~今年2月、全国の51校(うち37校は東京都内)に通う6159人の高校生と31大に通う3747人の学生を対象に実施。白地図から10都県や10カ国の位置を選ばせた。

 都県では、高校生の正答率は宮崎が最低で、愛媛とともに5割を切った。大学生でも愛媛、宮崎、島根の3県は約3分の2にとどまった。宮崎の場合、隣県の熊本、大分と取り違えた学生が多かったが、音の響きから東北の宮城と間違えた例もあった。
(asahi.comより)



これ、責められるだろうか。
私は温泉めぐりでやたらと九州に出かけたので、九州内の県の位置を間違えることは絶対にないと思うけれど、これまで行ったことのない県やあまり興味のない県などは、位置関係に自信が持てない。
たとえば、埼玉とか茨城、栃木あたりは間違えそう。(←該当県の皆様、ごめん)
これを責めるなら、むしろこっちの記事をもっと話題にした方がいいんじゃないかな。



「上は北で、下は南」と見たままの?謎解説

大阪市教育委員会は8日、特別支援学校の男性教諭(43)を教員として指導力不足で適格性に問題があるとして分限免職処分とした。この男性教師は、20年の勤務実績を持つベテランだが「三角形は一つの曲線と二つの曲線に囲まれる」「地図の上は北で下は南」、経線を「かけせん」と読んだりと、仰天授業を展開。1年間の校外研修を行ったが、改善が見られず、今回の処分が下った。

 中学校で社会科を約6年担当し、特別支援学校で14年勤務してきたベテラン教師が、トンデモ授業を行っていたことが、大阪市教育委員会の調査で判明した。

 調査によると、43歳の男性教師は、地図の読み方を説明する際、生徒に「上は北で、下は南」と見たままの?謎解説。山陰地方の「陰」の字も誤字で板書。指摘があって教科書を見ても、書けず、そのまま放置して先に進んでしまった。
(後略)



この教師の場合、上が北云々以外にも問題が多かったらしいので、地図の見方だけを取り出してこの教師の発言が正しいかどうかを語っても仕方ないんだけど、この記事を話題にしているブログなどのコメントで、「上が北で下が南」ということについて異を唱えているものが多いのに驚いた。
特に方位の記載がない場合、地図の上が北であるというのは常識のはずなのだが。
これに異を唱えた人は、学校の授業で習わなかったのだろうか。
あきれるのを通り越して笑ってしまったのは、「上が北で下が南」に対する異論の例として、わざわざ「南極点」を中心にした地図を例にした人。
何もそんな超特殊な例を出さなくてもいいでしょうに。
問題となっているのは、あくまでも一般的な、街レベル県レベルの地図のことでしょう?

問題教師は、他にも三角形のことについて言っているようだけど、これはもしかして、「非ユークリッド幾何」のことを語っているのかしらん。
「非ユークリッド幾何」については私も専門的に学んだわけではないので、よく知らないんだけどね。

付記:
「上が北下が南」については、ここに異を唱えた記者が笑われているようですな。
「おまえ、地図の読み方も知らんのかよ」と。

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