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2013年4月15日 (月)

「後輩書記とセンパイ会計、不浄の美脚に挑む」を読む

青砥十さん作のこのシリーズは、けっこう前から存じ上げていた。
妖怪テーマのシリーズということだし、私の方も似たような「黒神由貴シリーズ」を書いているしで、実は気になっていたのだ。
いやまあ、ぶっちゃけて言えば、黒神由貴シリーズの参考になるかな、なったらいいな、などと不埒なことを考えていたのである。
作者様言うところの「ゆるふわ小説」だが、妖怪が出るってんだし、各タイトルに「~挑む」ってあるんだから、戦ったりする描写もあるよね? と思っていたのだ。

だいたい、3作目を読み始めたあたりで、私は、自らの悪だくみを放棄した。
うわー、これは参考にはならない。ベクトルが違いすぎるわー。

そこから先は、単なる一読者として、ふみちゃんの愛らしさに萌えつつ、読みふけったのだった。

作品は短編連作で、強くシリーズを意識している。
お決まりのフレーズが毎回、しかも何種類も出てくる。
「時代が違えば」とか、センパイの眼鏡とか、雑な状況説明とか。
センパイの眼鏡なんざ、ミニドラマ化された日には、小道具係さん泣かせになるか、メガネスーパーがスポンサーになるか、どちらかになるだろう。

楽しく読み終えて、「あー、既刊全部もらっておけば良かった」と思ったのだが、不満がないわけではない。
4作目、貧乏神の話。
こればかりは、ふみちゃんの雑な状況説明を呪い、妖しが見えないセンパイを呪った。
胸が邪魔になるほどのキョヌーを詳細に描写しないで、なんとするか!
ふみちゃんは言葉にするとNGということだが、だったらレポート用紙10枚に書いて提出しなさい!
たとえばこんな風。

「貧乏神は、高校生ぐらいの女の子の姿をしています。白い着物を着ていますが、寝起きではだけたみたいで、青い静脈がうっすらと透けた真っ白なオッパイが丸見えです。乳首はきれいなピンク色で、本人はちょっと大きめの乳輪を気にしていますが、すっごくセクシーです。片っぽのオッパイに龍の入れ墨が」

……このあたりにしておこ。仕舞いに作者様に怒られる。

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